Moving


WORKERS夏の名物になりつつある、引越しの為更新作業が滞っております。

思えば、撮影スペースとパターン作成スペース、それぞれ別にワンフロアで、常に出しっぱなしでやりたいと思ってから早・・・5-6年。

別部屋とはいえ一度は実現したのですが、去年の移転でまた狭いスペースへ押し込まれていました。
それが、やっと一年ほどして新たなスペースを見つけることが出来ました。

今度は民家ではないので、スペース分けも綺麗に出来ます。

来月半ばには移転も完了しますので、それまで、Store以外の更新が中々出来ません。
申し訳ありませんが、夏からはもろもろスピードアップしますので今しばらくお待ちください。 


Upcoming






Trousers, Covert, Striped

この手のビンテージ、太い、股上深い、値段高いで中々手を出しづらい物です。
以前も作りましたが、その時とはシルエットを変えて再登場させました。

型紙はBuckle Back Trousersをほんの少しだけ尻ぐりを長くしたもの。尻ぐりの寸法をかせぎ、尻が食い込まないようにするためです。穿いた時の股上を深くするためではありません。

今年の春はなぜか去年作ったBuckle Back Trousersを穿く事が多かったです。自分でもなぜか、あのシルエットが気分的に合っているようで、ではあのシルエットでもっとコッテリビンテージな素材ではと言う事で企画しました。 

素材は、厚く・硬いコバートと、弊社見本帳より作ってもらったストライプ生地。
ストライプ生地はジャケットと同じ生地なので、セットアップで着ると相当ビンテージな人に成れます。




久しぶりに登場のショルダーバッグ。
天のファスナーを二本から一本に。
実際、以前作った物もめったに短いファスナーを開ける事は無かったための変更です。

素材は10号の防水帆布。完全防水とまでは行きませんが、パラフィンでコーティングされある程度の防水性があります。

ファうなーはお馴染みHooklessの綿テープ、コ止めとビンテージで良く見る物の復刻版。
テープはコットンからより強度のあるアクリルに。風合いはコットンとほとんど変わりません。

Upcoming/ June






6月登場・Penney Shirt
その名の通り、J.C.Penneyのオリジナルを参考に作ったシャツ。
樽型のポケット、裾はあえてマチ無し。
Baker Shortsにも使ったやわらかいコバート生地で二種類と、硫化染めの味が出やすいヘリンボン。
ボタンはすべてネコ目のメタルです。
もちろん、ラベルもそれらしいのを新たに作っています。







Lounge Jacket
http://www.e-workers.net/aclothing/jacket_linen/1.htm
http://www.e-workers.net/items/jacket_wool/1.htm
http://www.e-workers.net/outdoorclothing/jacket_wards1/2.htm

リネンジャケット、ウールジャケット、そして肩周りはハンティングジャケットを参考に作りました。

もともと、三つボタン、三つパッチの一重ジャケットを作るところからスタートしました。
ベタですが、あると便利なジャケット。でも、下手するとカバーオールをそのまま襟だけテーラー襟に変えたようなものになってしまいます。

そこで、身頃は二面+ダーツも取って立体的に。
袖も細く、さらに曲げています。

ポケットは、リネンジャケットから形をもらい、とりつけはウールジャケットを参考に補強布をあてています。
腰ポケットの裏に隠しポケットもあります。
http://www.e-workers.net/outdoorclothing/jacket_llbean2/3.htm

肩の当て布、これは銃をあてるのではなく、肩の形を作るため。もし、裏付きであれば前身のバストより少し上から肩にかけて、ふらした芯を入れて形を作ったりするのですが、裏が無いのでそれが出来ません。
芯と布をたたきつけなので、同じではありませんが、ある程度は似た効用を狙ってが一つ。もうひとつはデザイン上のアクセントでもあり、さらに、強度を上げると言う本来の役割もある仕様です。

素材は、弊社提供のビンテージ、ストライプ杢生地を生地屋さんに作ってもらった物。
もうひとつは、ネイビーのツイルです。

Items on March, Shipped




大変お待たせいたしました。昨日、3月受注製品をお送りいたしました。 
シャツとバッグに一部ストックをご用意しております。
http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

自分用でも、リネンBD、グリーンのワークシャツ、ツールバッグ、ワーデンパーカーを作ったので着るのが楽しみです。

今日、明日あたりには届く予定です。お楽しみに。

Thank you for ordering

今月もご注文ありがとうございました。
納品は7月末を予定しております。ご期待ください。


次に、3月に受注いたしました製品が今週納品予定になります。
こちらも、あと少しお待ちいただけますようお願いいたします。

と言う事で、本日は5月受注をまとめて工場だししつつ、3月分の発送準備をして
それから8月以降のサンプルを引き続きという予定です。


只今作成中のN-1。絵型はベストでしたが、N-1から先に作りだしました。
と言っても、Deck Vestはまた全く違う原型を使う予定ですが。


学生時代、当時2-3万で良い状態の古着が買え、とても気に入って着ていました。
駅から家までが10分ほどあり、その後学校や、バイト先も駅から10-15分。池袋や新宿とはいえ寒かったので、N-1が重宝したわけです。

その後、いろいろなアウターを着ましたが、やはりN-1が一番好き。シャツを出してもギリギリ着られる着丈、アームホールもあまり太くありません。

時は流れて、5-6年ほど前にオリジナルのボロボロを買ってばらして型紙を取っておきました。
あのN-1独特のアーム周りを知りたかったので、購入してすぐに背中心で真っ二つにして型紙を取りました。

ご覧の通り、袖がとても特徴的です。
表地は脇が型倒し縫いできるよう身頃が袖に移植されたような形。

その部分、裏地はまた工夫され、袖底の乗り越え分を身頃で作り、さらに切り替え部分の線をつながり良く描き直す役目も果たしています。
このあたりは、また型紙を詳しく紹介する予定です。

N-1をそのまま作っても面白くありません。
ミリタリーの忠実な再現はすでにやっているメーカーさんが多数あります。

そこで、WORKERSでは表地をMoleskinに、裏地はもちろんアルパカツイル、襟にはムートンで作ってみようと。
うまくいけば、来月中には出来上がる予定です。ご期待ください。

Upcoming,


http://www.e-workers.net/store/upcoming.htm


10月までの予定をアップしました。
が、予定は未定なので若干前後したり、物によってはドロップ・・・しないように頑張ります。

最近は、一応手書きで絵型を描いています。
細かい仕様は、また別紙もあるし、型紙にも書き、最終手段は縫う人に直接説明します。
なので、絵型は無くても良いような物なのですが、それでも無いよりはあった方がわかりやすいと言われるので頑張って描きます。が、相変わらず見ると出来上がりが不安になる絵型です。 

ラインナップは、どれも単純に自分で着たい、作りたい物。
なので、今年も自分用ストックがどんどん増えて行くことでしょう。

個人的には、N-1のモールスキン版、デッキジャケットをベストに変更した物。
特にHooded Deck Vestは、デッキフックと、その後のファスナー+ボタンのN-1を混ぜた仕様。
シルエットは、これまたちょっとN-1とは変えてシャツの上に合わせて合わせやすい寸法を目指し調整中です。

後は、去年生地の都合ですぐに売り切れてしまった1904 Jacketのツイードあり。
去年使ったツイードが廃番だったので別注で仕込中です。

 - Coat Ref Brooks Brothersは、1904 Jacketに合わせるコート。風を防ぎつつ、仕様はあまり凝りすぎず。

例にって、ワーク、トラッド、ミリタリーを行ったり来たりしながら作っていきます。
現在は、Julyまで作り終えたところ。これから、山場のAugustに入っていきます。

去年導入した新CADへのデータ移行も今年いっぱいで一段落しそうです。
だいぶ、ラインナップも増えてきたので展示会をして、きちっとルック写真を撮りたい・・・ところですが、何をやるにも元手が要ります。

貯めるなり、借りるなり。やりたい事をやるには、ただ物を作るだけでは無い仕事も少しづつ増やしていかないといけないなと。とりあえず、商工会議所の融資書類を取り寄せるところから始めます。


June
- Work Shirt, Long Sleeve,Blue Covert,Black Covert,Herringbone
- Trousers (Black Covert, Striped)
- Jacket (Navy Twill, Striped)
- Shoulder Bag
- Selvedge Tie

July
- Work Shirt, Zipped front, Blue Chambray, Plaid, Gray Chambray
- Vest, Ref American Field, Dark Brown, Waxed Weather
- Lot 850,854, Work Pants, Black Back Denim, Brown Duck
- Lot 721,751, Railroad Jacket, Black Back Denim, Brown Duck
- Haversack


August
- BD Shirt (Blue OX, White OX, Tattersall Check , Gray Viyella)
- Baker Trousers, Slim, Sateen, Corduroy
- N-1, Black Moleskin
- N-1 Hooded Vest, Navy Grosgrain

September
- White Collar Shirt
- 1904 Jacket (Tweed, Herringbone, Bird's Eye)
- Vest (Tweed, Herringbone, Bird's Eye)
- Buckle Back Trousers (Beige Twill, Gray Twill )
- Coat Ref Brooks Brothers

October
- CPO Shirt ( Navy Wool, Black Covert, Brown Chambray)
- Railroad Jacket (Tweed, lined OX)
- Painter Pants (Tweed, lined OX)
- Mountain Parka (Jungle Cloth like N-1)

CPOシャツ





http://www.e-workers.net/military/shirt_CPO/1.htm

Military ClothingにCPOシャツをアップしました。
去年の冬、良く着ていたので猫の毛にまみれてしまいコロコロで毛を取るのが大変でした。

素材はウールのフランネルでチクチクしません。
海軍のラベルがついているので、当然海軍で使われていた物のようですが、なぜ「CPOシャツ」と呼ばれるのか良くわかりません。

Chief petty officerの頭文字でCPOという話ですが、それもどこから始まった話なのか。
ただ、古着でCPO Shirtなんてラベルがついたシャツがあるだけに、この手のウールのシャツを「CPO Shirt」と呼んだ事は確かだと思います。

ミリタリーのユニフォーム系、正直着やすいとは言えないものも多く、野戦服、戦闘服に比べると一般的な「服」としての人気はイマイチです。
その点、このCPO Shirtは普段着にも取り入れやすいので人気なのでしょうね。

自分はシャンブレーの上に着たり、ニットの上に着たり。裾を出して羽織る時もあれば、裾をしっかり入れて着る事もあります。

曲線で作られたフラップ・ポケット本体も魅力的。
機能を考えれば、直線で良いのですが、手間がかかってもあえて曲線を多用するところにユニフォームらしさを感じます。ただの道具と言うよりは、もう少し権威というか、象徴というか、そういう部分が盛り込まれているように感じる部分です。

CPO


今日はショルダーバッグの新作を作っている工場で写真を撮ってきたのですが・・・消えました。
SDカードの馬鹿・・・

夜には、ビンテージのCPOシャツをアップ予定です。
やっぱり、見れば見るほど「シャツ」として良くできている。チクチクしないのもポイントです。
お楽しみに。

Look2



つづいて、シャツだけでなくジャケットとも合わせてみました。
ミリタリー×ワーク。先日メールで「こういう組み合わせはありなのか?」といただきました。
どうでしょう?

軍装をするわけでもないので、自由に組み合わせて自分が合うなと思えば良いと私は思います。
この組み合わせも、ブーツはワーク、トラウザーズはミリタリー、シャツはウェスタン、ジャケットはまたワークと、ばらばらの組み合わせです。 






そして、何にでも合うTeds Jacketと。
今年はコーデュロイで作ろうか、作るまいか検討中でしたが、いざ着ているところを見るとやはり作りたくなります。

Look




パラシュートパンツの着用画像、更新で使ったものがシルエットをわかるようにシャツインしました。
お客様から「シルエットは良くわかるけれど、ちょっと寅一みたいじゃないか?」とお問い合わせをいただいたので、改めて撮りなおしました。

パンツの裾をブーツに入れてウェスタンシャツと。リアルにするならばこんな組み合わせでしょうね。









次は、裾をブーツの周りに出した状態で。こうなると、いわゆる普通の軍パンですが、ポケットの大きさ、すぼまった裾と生地のたまり具合が気に入っています。

パンツの丈、きちっとあった物をはくのも良いのですが、軍パンなどは長かったり、短かったりを危ういバランスで穿くのも好きです。

Lounge Jacket



前回のウールのジャケットに続き、ジャケットシリーズ第二弾。今度はリネンのジャケット。
こちらは、もう少しクロージングよりなので、Amrican Clothingに掲載しました。
http://www.e-workers.net/aclothing/jacket_linen/1.htm

本当はスーツなのですがまずはジャケットから。
ラウンジジャケットという名称が妥当なのかは難しいところですが、素材と言い、軽い作りと言い、簡略なジャケットとしては良かろうと言う事であえてそう銘打ってみました。

これも、一重のジャケットについて調べている時に買った一枚。
ブルックリンに住んでいる人からebayで買いました。取引をはじめて驚いたのが、以前私のカバーオールをアメリカから注文してくれた人でした。
製品を買ってくださるぐらいなので、好みが似ているのですね。

その人も「本当は着たいんだけど小さい」と言う事で私の手元に。私にもやはり小さい!それでも、無理やり着てみて雰囲気を確かめました。

この手のジャケットどこが良いかと言われると難しいのです。
ワーク物ならば「チンストがついてる」「ポケットのデザインが変わっている」とかわかりやすい部分があるのですが、ジャケットとなるとデザインは似たようなものです。

それでもこのジャケットはやはり私にとっては特別。

芯が入ってはいるけれど、あくまでギリギリ。硬くなりすぎないぐらいしか入っていません。
それでいて、前端や襟にはしっかりステッチが入る。

フロントの大見返し始末も内ポケットもあり機能的。
一方で、袖口は開きを作らず割り切っている。

スーツを着ない職業についたぶん、「スーツの上着とは違うスポーツコート」に興味を持ってきたのです。
ジャケットは着たい、かといっていかにも「スーツの工場で作りました」というのは違うと、自分なりに面倒な基準で選んできました。

ただ、この手のジャケットは「カバーオールの襟をテーラードカラーに、ポケットの形を変えました」が多いのですが、それは私にとって違うのです。

前回紹介したジャケットの時もFRAIZZOLIを例に出したのはそのあたりからです。
たとえばDANTON、VETRAではちょっとワークウェアすぎるのです。

work in progress



8月に登場予定のN-1 MoleskinとN-1 Vestに使うムートンが届きました。
原皮はヨーロッパから来ています。
8月に量産予定とメーカーさんに伝えたところ「8月はヨーロッパがバカンスシーズンで供給が止まります。早めのご注文を!」ということで、見込みで注文してしまいました。
売れない時は、この冬私はこの ムートン にくるまって寝るしかありません。

以前も ムートンを襟に使った事があります。
その時は、敷物用のシープ、というか一度も毛刈りしていないラムを使いました。
品質はとても良い物でしたが、ある意味「良すぎる」もので、毛の密度が高く襟に使うのはかなり苦労しました。着ていても気持ち良い反面、着こんである程度毛足が落ち着くまで抵抗感も感じました。

そこで今回は、毛足がもう少し短く巻き毛のムートンを用意しました。
N-1、好きで数着ビンテージを着ていたのですが一つだけ変えるとすれば襟。
あのアルパカパイルのチクチク感だけは閉口します。そこで、襟をムートンに変えるわけです。 





こちらは6月に登場予定のセルビッジタイ。新色のグリーンでも作ってみました。
ご期待ください。

Trousers



来月予定のTrousersが出来上がりました。 
生地は、ヘビーウェイトのブラックコバートと、ERWINの生地見本帳を参考に作ってもらったストライプ。今回はプリントでは無く、糸の段階で杢にしてストライプを作っています。

シルエットは、以前作った型紙とは変えて、Buckle Back Trousersを元型にしています。

最近、Buckle Back Trousersを良く穿き、我ながら中々綺麗なシルエットと思いあえてこのトラウザーズに使ってみました。

ビンテージを真似してしまうと、とにかく太い、股上深いというシルエットに成ってしまいます。 

これに合わせられるジャケットも作成中です。ご期待ください。 

Trousrs, Parachute Jumper

土曜日より受注開始しております。
早々のご注文ありがとうございます。

そんな中、パラシュートパンツはあまり注文がありません。
上着との組み合わせを写真に撮らなかったので、何と合うのか想像が付きづらいのだろうなと思います。

M-1951などと同じような感じなので、ワークシャツ、ウェスタンシャツどちらも良く似合います。

毎回、物を作ることから始まり、興味を持ってもらえて売れる物あり、その逆もあります。
難しいのは、自分では「これは欲しい!」と思える製品もあまり売れない時。
今回のパラシュートパンツはまさにそれです。

物自体のクオリティ、価格に問題があったのか、それとも「見せ方」に問題があったのか。
そもそも需要が無い物だったのか。

いろいろ悩み、考え、そこから出た案を次に生かしていきます。

このトラウザーズを作るのは、そもそもオリジナルを手に入れても穿けるサイズでは無かった事。
さらに、ノルマンディー上陸作戦の本を読んでしまい、第二次大戦中の部隊ごとに違う服装に魅かれてしまったためです。

M-1943が出来た後は、それまでよりはバリエーションが減って「重ね着システム」がメインに成っていくようです。

謎のWoolen Jacket


http://www.e-workers.net/items/jacket_wool/1.htm

古着好きな人ならば「見た事ある!」と思われるであろうジャケットをアップしました。
これ、ネイビー色も見た事があります。

「傷病兵が着たジャケット」とか「イギリスのメディカルジャケット」とか雑誌などでは呼ばれていますが、現物にはラベルも無く素性が全くわかりません。

なので、Woolen Jacketとして紹介しました。

素性はわからないのですが、私はとても好きなジャケットです。

20代前半に、いわゆる「スーツの上着とは違うテーラー襟をしたジャケット」を探していました。
当時、少し綺麗な格好はしたい、かといってスポーツコート(いわゆるジャケット)や、若者向けのタイトフィッティングなジャケットを着るのも嫌だ。だいたいお金が無い。

現行品で言うところのFRAIZZOLI。このようなものと似た仕様が古着であるはず・・・と探していて出会いました。

そんな時に、Angelicaとほぼ同時期に今回のWoolen Jacketも手に入れました。

http://www.e-workers.net/items/jacket_angelica/1.htm

最初は「ラフな作りだな」と思いましたが、見れば見るほど押さえるところを押さえているジャケット。
襟裏の芯どめ、ポケット位置の補強、襟吊り、ベントの始末。

袖口は開きの無い単なる三つ巻きですが、そこは割りきりとしてこのジャケットにはベストな始末。

カバーオール風の開きを作る事も出来ますが、それでは袖丈を変えるのがかなり難しくなります。かといって、カフスをつけてしまっては「シャツジャケット」になってしまう。
やはり、このジャケットには三つ巻きがベストです。

おしいのが、ポケットが胸にあれば・・・それと、内ポケットが無いので実際に着ると本当に「上っ張り」としてしか機能しません。

ジャケットのポケットにいろいろ入れるのは野暮と言われますが、それでもあると無いとでは違うのです。

丈も少し長い。ただ、これはこれで、コート的な着方をするものですし、文句があれば作れば良いわけです。その「ここがこうなれば」にこそ、新しい物を作る種が芽生えるところですから。