WORKERS・オンライン展示会

 東京での展示会、ご来場ありがとうございました。

会場にお越しいけなかったお客様に、オンライン展示会の動画を作ってもらいました。


WORKERS 2024 FALL WINTER ~PANTS REVIEW~


WORKERS 2024 FALL WINTER ~CUT&SEWN REVIEW~

今回も動画作成は25年?前からのお友達、ぶ~さん。
今じゃこの名前を知る人もいないでしょうが、お互いにホームページを作っていた時代からのお友達。

アイテムの特徴、利点などご紹介しています。「社長~安くして~」を今回もやり忘れたのが心残りなので、それはまた次回。

WORKERS アウトレット販売

 



次の週末は秋冬の展示と一緒に、アウトレット品の販売も行います。
残念ながら、製造途中に不良が出てしまったもの。

物/理由/お値段(本体価格)
801XH・28/30/31/32 ヨコ糸抜け (14500円) 
807(セカンドタイプジャケット)42 背中織ムラ補修 (20000円)
French Cargo Pants, Herringbone 各サイズ ピンホール補修済(15000円)
French Cargo Pants, Black  各サイズ ピンホール補修済(15000円)

よく「お値段は会場で」とか「在庫は現物確認を」とかだるい事言うメーカーもいますが、そのあたりは何でもオープンWORKERS。ラインナップは以上です。

お会計方法
Squareでクレジットカード決済、領収書はメール送付

手提げ袋はありません。現物をそのままお渡し。
アウトレット販売につき、交換・修理・返品などはご容赦ください。







WORKERS 2024FW 展示会やらカタログやら

 WORKERSガチ勢のお客様から「展示会はまだか!」とご連絡いただきましてありがとうございます。諸々です。


24FWカタログ

https://firestorage.jp/download/47368007d64c1c0f2cb064828dcdc61c28b1fab2

https://www.e-workers.net/store/2024fw.html


24FW_Look

https://firestorage.jp/download/08051242dc78ed930b0b328a5e370d4f3d03069b

https://www.e-workers.net/store/2024fwlook.html


エンドユーザー様向けの展示は3/9-10です。

ご予約など要りませんのでお近く通られましたらお立ち寄りください。




801XH セカンドロット

 801XHのセカンドロット生地が出来上がり、縫製工場投入予定も決まりました。





という事で、WORKERSでも、なんと予約販売してみます。

Storesの方からご確認ください。


https://e-workers.stores.jp/items/65c830e34fdf6e1b36647b6c


期限は本日~2/17(土曜日)いっぱいです。

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納期は5月中旬~下旬。このタイミングで卸先様にも入荷予定なので試着して買いたいお客様はお近くの店舗様にお問い合わせください。

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セカンドロットの変更点は、例の耳色。なんと白耳。誰かさんが色糸を入れ忘れたのですが、まぁ、それはそれでロットによるぶれで面白いという事で。耳色以外は前回と同じです。

細かい事言えば、糸のロットも変わりましたが、これはWORKERS別注糸なので同じと言えば同じ。天然ものなので違うと言えば違いますが、「一定の範囲内」に入っています。

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801XHはこれでしばらくお休み予定。というのも、現状、生地工場さんも縫製工場さんも余力がない。今年の下期まですでに生産予定は組んでしまっているので。

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24上期:801/802/801XHインディゴ

24下期:801/802ブラック

25上期:801/802ホワイト

という予定です。

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相変わらず、生地を作るたび、縫製の年が変わるたびに価格が上がっています。今回、間違って前回と同じ定価にしてしまいましたが(糸のロットが変わったのに気づいてなかった)

Vintage Fit ChinoとShirt Polo

 







https://www.e-workers.net/store/202405/top.html

24春夏・最後の納品予定製品、詳細をアップしました。

久しぶりに太い、ビンテージのパターンそのままで作ったチノパン。これの元ネタが昨日アップした6-254というチノパンです。

今回はかなり白っぽいOysterという色のベージュ。(ベージュは200色あるんで)

ビンテージでもこういう白っぽいの、見たことありますよね。


もう1型は、ポロシャツ・・・じゃなくシャツポロ。

半袖のシャツ、何か作りたいなと考えていてひらめいたのが「ポロシャツのディテールでシャツ生地・シャツ作り」

胸には刺繍を入れ、オックスも、ベタ染めのネイビーやフォレストをラインナップ。マドラスはシャツならではのアレンジ。

前後段差のあるサイドスリットはまさにポロシャツ。

襟が悩んで、ワイドスプレッド。これが一番、ポロシャツ風。本当にポロシャツと同じ1枚襟にしようかとも考えましたが、生地端の始末がなかなか綺麗にいかない。ということで今回は、シャツならシャツらしい仕様でと台襟+ワイドスプレッドにしてみました。

いつものModified Fit系のシャツと違い身幅ゆったり。丈もタックアウト前提。

2024/1/31 Trousers, Cotton, Khaki Spec 6-254

 https://www.e-workers.net/military/trousers_6254/1.html




そういえば、6-254というラベルの付いた古着のチノパン。

いつもカタログなどで触れるのにホームページで紹介してなかったなと気づいてアップしました。

見れば見るほどよくできている。

脇・内またのダブルステッチ。小股のダブルステッチ。後ろ中心のダブルステッチ。このあたりを見ると、ジーンズやワークパンツの工場で縫われたのかな?と思いきや、定番の腰裏はチェーンではなくシングル。

ダーツの取り方の鉛筆ダーツも、後の工程で腰裏つけることをよく考えている。

ステッチのよれも無く目調子も良い。

かと思えば、ループ/両玉縁は身頃と色の合ってない生地使っていたり。丁寧なのか、いい加減なのかわからない。でもそれがデザインにも成っている。


ミリタリーウェアの面白さはスペックはありながら、結局作る工場はマチマチ。

ある工場は普段ドレスパンツを作っていたのだろうなと思う。また、別はジーンズやワークパンツかな?とか。

でも、実はジーンズとワークパンツは微妙にミシンが違う。昔、リーバイスがいわゆるストアブランドの下請けをやってみたけれど、全く儲からなかったというのもわかります。似てるけれど違うのです。ミシンも違うし、ノウハウも違う。

日本の工場さんは器用だし、昔ほど今はコストを言われないので、ジーンズ・ワークパンツ・ベーカー・チノぐらいは縫ってしまう工場さんも居ます。というか、そういう工場しか生き残ってないというか・・・

私がこの世界に入ったころは「この仕様しかできない、でもめっちゃ量が作れる」みたいな専業工場さんも多かったです。ただ、そういう工場さんは作れるものに合致した仕事が大量に無いと回らない。結果、ほとんど無くなっていったのを思い出します。

シャツとセーター

 




今日の恰好

・Lot 20, Classic BD, Black Check Supima Oxford(2018FW)
・Yonetomi This is a sweater
・801 Straight Jeans

写してませんが、London Fog Coatのハリスツイードが上っ張り。


冬の定番、シャツと少し厚手のセーター。厚手セーターの日は上にガバっとコートですね。これが、薄手セーターだとジャケットになります。


シャツはだいぶ昔に作ったLot 20, Classic BD, Black Check Supima Oxford。2018年の秋冬だから早6年!!!そりゃ、WORKERSが広まらないのが良くわかります。物が持つ。シルエットも突飛で無い。デザインも腐らない。

本当にお客様第一!というか、自分自身がお客様だとこうなるのですね。

もう少し、うまく稼ぎたいなら「今年はこんなデザイン」みたいに打ち出せば良いのでしょうが、自分自身、普通に良いもの、ずっと着られるものが着たいので。


セーターは米冨のThis is a sweater。ちょ~っとデザイン会社が入ってます!感が強いですが、物は良いと思います。毛玉はできるがそれは味のうち。

デザイン(パッケージ、商品構成、販路含めてのデザイン)は大事なのだと思います。私が米冨知ったのはこの人のブログから。

https://www.dig.co.jp/blog/danwashitsu/2022/11/post-139.html

このデザインでなければ、こういう所では取り上げられなかったでしょう。取り上げられなければ私も知らないまま。やはりデザインは良い物を広める力があるのだと思います。


セーターは自分自身、デザインしたりMD(商品構成を考えて、売れる製品を考える)力が無いのでただただ楽しんで買える。たまに、そのデザインをカットソーに活かしたりはしていますが。(Johnstonsのセーターが元ネタのRaglan Cotton Sweater)

おかげで「世の中的には良い物になってるけど、すぐ壊れる・あまりに毛玉ができすぎる!」とか、批評もたくさんあるのです。が、服には博愛主義なので文章にするときついので止めておきましょう。

作った人って意外に批評を気にするのです。私も打たれ弱いので気持ちはわかります。