耳はインディゴだと色移りが怖いので反応染めの糸を入れてます |
思わぬご近所で織ってもらっている白セルビッジ。
織上がり出したのを見せてもらいに行ってきましたが・・・う~ん、かっこいい。
経(タテ)が真っ白、緯(ヨコ)が生成りの糸。
生地規格自体は、WORKERSデニムと同じでタテヨコ7番。打ち込み本数も同じ。
先に、生成りの糸で織って生地で真っ白にしたのとは違う。びみょ~に色が入った白。
キバタ、最後に防縮(サンフォ)も捻じれ防止(スキュー)も毛焼きもしない生地。
縮率があるので、パターンに試行錯誤は必要ですが、生地で出来上がっただけでも独特の雰囲気があります。一緒に行ってくれた生地屋さん3人もお世辞抜きで「ええな・・・」と成ってました。
生地屋さんだって商売ですから、似た生地を作るかもしれません。でも、米綿100の山忠さんの糸を使った生地はWORKERSだけです(今は)
これも真似されることはあるかもしれませんが、それはそれで、良い生地だ!って認められたことだし、そもそもWORKERSで使える量と言えばたかが知れてます。
良い生地、糸、素材は皆が使うことで、産元も潤うし、お客さんだって、いろいろな商品が見られて楽しい。競争が起きて、産業全体が発展する。そういう考え方もあって、私は基本的に作り方を隠さないのです。
WORKERS見て「こんな作り方があるんだ」と知っただれかが、またその生地使ったり、そこから発展したもの作ったり。想像するだけでも楽しそうですよね?
自分も全力、相手も全力、そのうえで他に負けないものをWORKERSとして作りたい。プロレスで言うストロングスタイルですね。なんの話だ・・・
とにかく、このご近所製のホワイトセルビッジ、17SSで登場予定です。お楽しみに。