WORKERS 2023 Spring Summer カタログ/Lookbook/展示会

 


お待たせしました、2023SSの資料もろもろが出来ました。

以下、ダウンロードリンクです。

2023SS 製品一覧
http://www.e-workers.net/store/2023ss.html


2023SS カタログ PDF
https://firestorage.jp/download/62ed09fa69aab539c3f65c42587d3d163d565756


2023SS Look Book
PDF
https://firestorage.jp/download/ea5461abf03a74f0f3f0c72ddbe5d2b7415688c0

Web
http://www.e-workers.net/store/2023sslook.htm

余り新作は作らないつもりが、パーカー、3ポケットカバーオール、リネンGジャン、前VのCruiser Vestに袖がついたCruiser Jacketと、結局色々作ってしまいました。

そして、展示会のご案内です。土日、エンドユーザー様向け。どなた様もご入場いただけます。記念品番のGoatskin Sport Jacketをぜひ見に来てください。本当に、我ながら思い残すことのない、会心の出来なので。




Super Big Cat Jacket、ちょっと在庫作りました

 



お待たせしました、やっと8月出荷、すべて完了しました。

少しだけ在庫を作ったSuper Big Cat Jacketをオンラインストアにアップしました。

https://e-workers.stores.jp/

我ながら、パターンが良くできた。古いのカバーオールそのまま。フロントが湾曲して、裾に向かってAライン。20年以上前、型紙を描き始めたころはこれがわからないでシャツを単純に大きくして脇線や後ろ中心縫い目で蹴回し(裾回り)を大きくしてAライン作ろうとしていました。今ならわかる。フロントが違うのです。出来上がり線のライン、ボタンホール/ボタンの変な配置。結果、ビンテージ独特のシルエットができる。

それがわかったのが嬉しくて、ボタン2種類作るわ、ネーム作るわ。やり切りました。

いつか、これのもう少し丈違いとか、ディテール違いはやりたいけれど少なくとも来年はやりません。来年はまた別の物が作りたいので。

最後は8 Cats Brandの一部、今朝のご様子です。今日も一日頑張ります。


WORKERS 8月出荷・WORKERS直接ご注文の出荷予定

 




WORKERS、8月納期製品、卸先様に出荷しました。

製品詳細
http://www.e-workers.net/store/202208/top.htm

WORKERSに直接ご注文いただいているお客様には8/16、岡山より出荷予定です。発送次第、送り状番号をご連絡いたします。

Goatskin Sport Jacket

 WORKERS、何とか10年持ちました&人生やりのこしが無いように企画。一度はやってみたかったレザージャケットです。







以前からタンナー見学行ったり、縫製屋さん探したり。何回もトライはしたけど「これ!」というアイデアが見つからなかったレザージャケット。

ホースハイドでスポジャケ?う~ん、他のメーカーの二番煎じだ。
カウ?いや、特別思い入れ無いし。で、長年棚上げしていたのですが、たまたま手に入れた、アメリカ製のゴートスキンライダースを触って

「ゴートってこんなにがっしりして、かつしなやかになるのか!」と驚きました。

さらにたまたま、東京でレザーの縫製をされている人をネットで見つけ、会いに行ってみると・・・良い人でした。もともと、タンナーにお勤めだったので革の事も当然よく知っている。

革は最初に決めていたゴートスキン。1.5ミリ厚でかなりしっかり。それを、要所はすいてますが、ベタすきはしないでジャケットにしています。

パキスタン産のゴート。産地で最初の下鞣し(これも渋)だけされて日本へ。昔は産地で鞣せなくて塩漬けして日本で最初から鞣すのもあったそうです。が、塩漬けはどうしても一部腐る。「だから昔の国産革は材料の段階でハンデがあったわけよ」とボナーの松本さんが言っていたのがわかります。

ドイツで塩漬けから鞣していたぺリンガーも「真夏は腐りやすいから休むし、塩漬けが入荷したらすぐ下鞣しする」と言ってました。やはり、ヨーロッパ内で原皮が手に入るからできる事なのでしょうね。

下鞣しで入って来た革は日本で、チェスナットやミモザから作られる植物性タンニンでさらになめす。その時、油も入れる。「カラ打ち」と呼ばれる、液体の入ってないタイコ(なめすための大きな洗濯機みたいな機械)で回したり。バタ振り(革を挟んで振る)、揉むなどなど。そうやって、この表面のシボ感と柔らかさを出しています。

いわゆる「茶芯」で表面は染料+顔料を吹き付けて黒。だから、革のサイドや裏から見ると茶色が見えます。着こんでいくと、ただのブラックじゃなく茶がのぞいてくる・・・はずです。

形はベーシックなスポーツジャケット。が、サイズ感がアメカジメーカーさんが作るのとは違います。ゆったり、でも現代のビッグシルエットとも違います。このあたりのサイズ感は、セラファンとかエルメスとか、おっちゃんが着るレザージャケットの寸法から導き出しました。自分でも、色々試してみたのです。

「アメリカ的ながっしり、でもしなやかなゴート」

「デザインはクラシック・アメリカ・ビンテージなスポジャケ」

「ヨーロッパのおじさんが着る革ジャンのゆったりサイズ感」

を目指しました。

販売は、9/10-11の展示会で対面販売予定です。38サイズと、サイズサンプルで40/42サイズを布バージョン用意。お支払いはカード。お値段なんと・・・20万+TAXです。すいません、これでも無理やりの価格です。9月にはネットに詳細も出します。試着無しで買うぜ!って勇気のあるお客様はお問い合わせください。(さすがにカード使えるようにします)

卸先さんは・・・これまた展示会でお問い合わせください。

納期は12月末予定です。

Modified IVY BD, Polka Dot

 






おそらく最初で最後。ポルカドットで作ったボタンダウンシャツ。


以前はWORKERS別注でインディゴ抜染のポルカドット生地をしばしば作っていました。
が、時代の変化とともにラインナップから外れ。
そんな時、お客様から
「一度で良いから、あの生地でボタンダウンが欲しかった」とご意見をいただき、倉庫を探してみると・・・数着分ある。

という事で、一度限り(だと思います)でボタンダウンを作ってみました。
何故一度限りか?というと、私自身、「この生地はこの形」という想いが強く、インディゴ染のポルカドットはどうしてもクラシックなワークシャツや、いわゆる「レイルロードシャツ」と呼ばれる、右胸に懐中時計が入るシャツばかり使ってきました。
そして、もうこの生地は次に作る予定も無く、少しだけ残っていた巻きで作ったので、これで最後の予定です。99%、世の中絶対は無いので1%だけ可能性は残しておきますが。

形はModified BD、ただ縮率がオックスと違うので少し丈が短め。
22FWは後ろ襟にボタンが、ハンガーループもある「IVY」的な仕様で、Modified IVY BDとしています。

ポルカドット、平織り生地をインディゴで染め、抜染(色を抜いて)柄をだしています。

インディゴ染め製品は洗濯や湿気た状態で擦ると色がうつります。また、紫外線・空気により変色も起きます。
結果、ビンテージに近い黒味が増したインディゴになります。製品特性を御理解の上ご注文ください。