先週は東京展示会、卸先様並びに顧客様、ご来場ありがとうございました。
雑感は・・・やっぱり新作に期待されてるのだなと感じました。
RAF ParkaやUSN Cotton Sweater、リンキングのOrganic Cotton Sweater。このあたりをじっくり見ていただいて、実際のオーダーも多かったです。
それ以外はいつも通り。多すぎもせず、少なすぎもせず。でも工場の事考えると、もう少し数が多い方がやりやすいのかも。(WORKERSとしては需要が少ない物は少なく作って過剰供給に成らない方が良いのですが)
数量が多すぎても日本の生産背景では作れない。かといって、少なすぎると工場を稼働して採算を取るには難しい。ベストな数量というのがあるのです。
とりあえず、来春夏もWORKERSは続きます。次回は9月の展示会、2017年春夏製品をお楽しみに。(実は、2017年の3月/9月の展示会場も抑えてやる気満々なのですが)
で、戻ってこの数日は集計、生地手配。それが終わって今度は最終グレーディング。本当は、東京展示会前にやってしまいたかったのですが、どうしても間に合いませんでした。
それにしても、出荷&量産以外とはいえ、自分一人でやっていると展示会前後の時期は休むに休めません。休んで小人が勝手にやってくれれば良いのですが、結局自分にはねかえってくるので。
ただ、服作りは基本的にどの作業も楽しい。趣味が仕事だから?それだけじゃなくて、何とも言えず楽しいのです。ちょっとしたファスナーの巾や、ステッチのかけ方でもコツがわかった時とか。う~ん、伝わりづらい。
今日やっていたグレーディング、これもまた色々工夫のし甲斐があって面白い。
「やっぱり、これ外には出せないよな・・・微妙すぎて作業しながらじゃないと気付かないコツが!」とか「ほら、こここうすれば手が入れやすくて縫いやすい。やっぱり法則があるじゃないか!」
とか
でも確実に老化も始まっているので、なんでもかんでも自分でやれば作業の精度が落ちる。たとえば、今月の出荷。これを自分でやりながら、グレーディングして集計してやれば、絶対間違いが起きる。そんなことで、今年から卸先様への出荷だけはVISIONさんにお願いするようになりました。(それがまた、完璧な振り分けでよっぽど自分でやるより早くて確実!)
そんなオーダー集計と職出しをしているさなかに地震が起きました。
WORKERSも、Acousticsさん、gigileさん、どちらも顔を知って話をしている取引先さんがいます。テレビで見るのも心配ですが、自分で知って話したことあってというと更に心配になるのです。
どちらも連絡が取れて人は大丈夫、ひとまず良かった。でも、お店についてはまだ先の話。お店が再開した暁に、WORKERSでできる事をします。