Brooks Brothers Brooksweather


WORKERS、復帰第一弾は、American Clothing (アメリカ製でおさまらないので、カテゴリーをTraditional Clothingに変更しました) のカテゴリーにBrooks Brothersのコートをアップしました。
http://www.e-workers.net/aclothing/coat_brooks/1.htm

そっけないぐらいシンプルなコートですが、ツイードのジャケットの上に着るにはゆったりとしてシンプルなコートが一番です。

「ツイードはコートだ」といわれる人もいますが、やはり真冬は寒いです。風を通すので。
その点、上にこういった羽織ものを一枚着るだけでとても温かいです。電車の中などでは脱いでもそれほどかさばりません。

老舗にこう言っては失礼かもしれませんが、襟腰から身頃返り線へのラインが綺麗につながっています。

丈が長すぎる、シルエットがゆったりすぎるのが玉に傷。
このあたりをアレンジしつつ、自分でも作ってみたいコートです。

Upcoming, Shirts




7月登場予定。Half Zip Work Shirt。
初めてのハーフジップワークシャツ。ポケットにタックをつけ、ペンさしも。
袖は2ピースでクラシックな仕様を取り入れています。
ジッパーは扇型のHOOKLESS。
そのファスナー周りのダブルステッチ、ここは二本針平ミシンで縫っています。そのため角々には、おなじみ糸のワタリ「チョウチョ」が出ています。

ファスナーのエンドボックスに押え金があたるので、押えを一部切って、折り目の際をしっかり縫います。







8月登場予定。BD Shirt。
昨年も好評だったBDシャツを再登場させます。
個人的に、このグレーは昨年の冬に散々着ました。グレーのツイードジャケットと合わせて、グレーのニットカーディガン、グレーのニットタイで「グレーの人」になっていました。
同じグレーでも微妙に色見も違えば、素材感も違うのでそれほどくどくなりません。

定番の某Dリバーオックスを再現したアメリカンコットンのブルー/ホワイトオックス。
そして、新しい生地でグラフチェック。つるっとした薄いコットン生地。

こういう生地を選ぶようになったのは、やはりこの数年、アメリカントラッドに傾倒していたからでしょう。
http://www.e-workers.net/aclothing/shirt_hathaway2/1.htm


アメリカントラッドと言えば、今朝のテレビで岩井奉信さんという、日大の教授が出ていました。
グレーのジャケットで、たぶん三つボタン、ホールのど真ん中でかえる段返りで1/4インチ~5ミリぐらいのステッチがフロントに入っているのを着ていました。

ぼ~っと見ていたのですが、明らかに一目でわかるものですね。
気になって検索してみると、同じスーツのほかネクタイもレジメンタルっぽいものを選ばれている写真が。

自分で作るカジュアルなジャケットも好きですが、たまには「どトラッド」なスーツを着たいと思いました。グレーのフランネルとか持ってないしなぁ。

更新、再開します


古着屋さんというには、棚がすかすかすぎますね。
やっと、整理がほぼ終わり、更新を再開できます。といっても、この棚の製品はほとんど紹介済。
でも、意外とMASTER KEYが出てきたり、Dall Smithのウェスタンシャツとか。

あ、ウェスタンシャツはカテゴリーを分けようかな・・・

などと考えている時が一番楽しく、撮影は苦行です。古着なので、皺がどうしても汚く見えてしまいます。
せっかく、紹介するからには少しでもきれいに見せないと、古着もかわいそうだし。

ということで、撮影に戻ります。

Stocks



http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

ストックを更新しました。
自分用に、Coatは40を作っておいたのですが、中に着ないと少しルーズなので38を買おうか悩み中です。作った側なので、高い理由はわかるとはいえ、それでも高価なので悩み中です。





今朝は、Summy Davis Jrを聴きながら仕事を始めました。
軽くてくだけていて、これはこれで良いのですが、そのなかのImpossible Dreamはやっぱり、こちらのほうが好きです。ふざけて歌うような曲の感じもしないので。

私の伯父が、ラマンチャの男が大好きで、幸四郎がやるのを何回も見に行っていました。
家でも、この映画版を見ていて何回も見せられたのを思い出します。

Upcoming, Pants and Overalls




7月登場予定。Lot850/857 Painter Pants。
Railroad Jacketがあるならば、このパンツもセットで無いと。ということで今年も作りました。
新たに、硫化染めダックのブラウンをラインナップしました。



7月登場予定。Overall, Shadow Stripe。
シャドーストライプで、クラシックな1ポケットオーバーオールを作ります。
ボタンはあえて、無刻印のドーナツ。胸ポケットもそっけないほどシンプルなデザイン。
後ろポケットも一つ。
肩掛けの調節は針刺しタイプのバックル。 
豪華仕様ではなく、リアルな古いオーバーオールを目指して作りました。







8月登場予定。Corduroy, Slim Baker。
ベースになる型紙は、Buckle Back Trousersや、先月のTrousersでも使ったもの。
後ろ身頃にダーツが入り、裾は余り太くありません。といって、細すぎもしないのですが、今まで作ったBakerよりは明らかに細いので「Slim Baker」と名付けました。

太畝コーデュロイで、シルエットは適度に細め。
なんとなく、今こんな雰囲気のパンツが秋・冬にはきたいので作りましたという、なんともゆるい理由です。

自分自身、コーデュロイのパンツはめったにはいたことが無いのですが、なぜか今年の秋冬ははきたいのです。

これに、シャツを裾出してDeck VestやN-1/Moleskin。お手持ちのビンテージや、レプリカなどなどのN-1とも良く似合うと思います。

ボトムアップ or トップダウン



昨日アップした製品群の単価計算をしています。
正直、かなり高いです。N-1が6万代、Deck Vestが3万代後半ぐらいになる予定です。

製品を作りを考えるときに、先に「こうやればうまく単価が抑えられて良いものが作れる」というときと「ただひたすら作りたい仕様で作り、最後に単価を考える」時とあります。

前者がトップダウン的(先にこのぐらいの定価になるようにと決めての企画)
後者がボトムアップ的(それぞれの値段を足して、最後に定価がきまる企画)

今回はまさに後者でした。

WORKERSはもともと、ボトムアップ的企画が多いのですが、それでもある程度、世に通用する定価になるかどうかを考えてから企画をスタートします。

「一切の妥協を排し」とか「最高の部材、最高の技術」とかいえば聞こえは良いですが、良い物を高く作るのは当たり前。

「良いもの」の要素を煎じつめて、不要なものはそぎ落とす。
仕様も、素材も、そして単価も最適にして初めて「良い製品」ができると思います。

正直、今回のN-1とDeck Vestはそういう意味で最適かといえば微妙です。やりすぎてしまった感があります。
良いものには間違いないのですが、価格が良いものになっているかどうか・・・

これは、最終的に何枚注文をいただけるかで決まるのです。
不安に思いつつも、とりあえずは、出来上がりの良さに満足しています。
後は、モデルが着てかっこいいと良いのですが。

Upcoming

お待たせいたしました。
やっと、移転も終わり、今日から本格的に日々の業務が再開です。

さっそく、7、8月のラインナップから、今日はジャケットを紹介します。







7月登場予定。WORKERSではおなじみ、Railroad Jacket。
昨年と同じく、ブラックバックデニム。横糸に色糸を使ったデニム。
そして、硫化染めのブラウンダックを新たにラインナップしました。

自分で着ているデニムもだいぶ色が落ちてきたので、ワンウォッシュの製品と比較して紹介する予定です。





こちらも7月登場予定。American Field Vest。
パラフィンコーティングしたウェザー(平織りで比較的密に織った生地)で作った元フィッシングベスト。
左胸のフィッシングフライを止めるムートンをなくし、そちら右胸ポケットを移動。
胸ポケットは、物を入れやすい角度をつけています。古着で、サイズが小さいためポケットの入る位置がなかったのか、妙に胸ポケットが角度が付いているベストを見たことがあり、それを取り入れてみました。

パターンは、オリジナルとは違い、適度なフィット感があります。
一度、オリジナルをトレースして、そこから修正してみたのですが、どうしても望むフィット感が得られませんでした。
そこで、昨年作った、Tweed Vestの型紙をもとに再作成。
一見簡単そうな型ですが(自分でもそう思っていました)、ポケットの多さ、フロントの開口部の見返し始末などなど、ワンサイズあたり15パターンもあります。

また、脇に縫い目の無い続き断ちなので、これまた、型紙を大きく・小さくするグレーディング作業でも一苦労しました。

オリジナルの高密度オックスフォードも良いですが、パラフィンで軽い防水性を持ちつつ、それが白化していかにもアウトドアウェアらしい味わいも醸し出しています。




8月登場予定。N-1, Moleskin。
出来上がってみると・・・思った以上に写真では地味です!
仕様は超豪華。

表地に、Stifelのオリジナルを参照して作ったモールスキン。
裏地はアルパカパイル。襟はちくちくするので、ムートンに。袖口にはリブ。
さらに、ファスナーもデッドストックのTALONオートマチックファスナーと、仕様、部材に凝りまくっています。

シルエット自体は、解体したN-1から起こし、オリジナルほぼそのまま。
私自身、学生時代からN-1を好きで着ていましたが、シャツを出してもぎりぎり着られる着丈、ぎゅっと脇に吸いつくようなアームホール。朝着た瞬間は「きついかな?」と思っても、着ているうちになじんできて、とても手が上げやすかったのを覚えています。

あのフィット感を残したいので、型紙のアレンジはしていません。






8月登場予定。Deck Vest。こちらは、デッキフックがベストだったら・・・から作られた一枚。
表地はジャングルクロスとも呼ばれる、グログラン。
ネイビーN-1の帽子が手元にあったので、それから色を起こしてもらいました。

そして、着脱式のフード。襟はムートン。裏地は、オリジナルを参考に、ウール生地を使っています。

こちらもフロントにTALONデッドストックジッパー。
デッキフックのオリジナルにはファスナーがありませんが、フロントの始末は、上に掲載したN-1の仕様で、フロントがフックという、一見オリジナルそのままのようでまったく違う仕様です。

おかげで、フロントの打ち合わせ位置がデッキフックより脇によるので、ポケットの位置を確保するのに型紙の微調整をしました。

裾も、まっすぐではなく、脇に向かい少し上がっています。
このあたりは、アウトドアウェアのダウンベストなどの影響を受けています。

一見、ただ、デッキフックをベストにしただけのようでいて、各所にアレンジが加えられています。

パイピング




ミシンにより、縫製の難易度は違います。
いくら「誰でも縫えるように」ミシンをセッティングしたとしても、それでも難しい部分、簡単な部分はあります。

そんな難しい部分の一つがパイピングです。
金具をセッティングして縫うのだから誰でもできるだろう・・・と思いつつ、その金具ひとつしてもまず既製品でそのまま巻けることはありません。

上の写真のパイピングも、ラッパの既製品を土台にガイドを足し、押さえ金を削り、どぶ板を削り、送り歯を切り、針落ちぎりぎりまでラッパが来るように改造しています。

ここまでやっても、まだカーブは慣れが必要なので、縫っては切り落とし、縫っては切り落としして手の持っていき具合も感覚をつかみます。

実は、これを縫ったのは私で、縫い場のおばちゃんはこんなに練習しなくても「すすす」と縫ってしまいます。
久しぶりに縫うので、最初の一回は加減がつかめなかったようですが、その後、あっという間にうまく縫っていました。




縫い上がりががこちら。今回、革ストラップは前回のタウラスという北欧産のものからブッテーロに変更しました。
このあと、スナップを打てば完成です。



で、出来上がったのがこちら・・・ではないですね。

Shipped







お待たせいたしました。
本日、4月受注製品を発送いたしました。

くれぐれも、Shadow Stripeは単品で洗ってください。色が恐ろしく落ちます。

さっそく、自分でもイタリアンカラーシャツを着ながらこの文章を書いています。
今日は少し寒いですが。

Shadow Stripeのコートもさっそく着てみました。我ながら、ビンテージに近い直線的シルエット。
アレンジものとは違う、そのものずばりなシルエットです。どんくさいですが、これこそ、今回のCoat, Shadow Stripeに求めたものです。

以下卸先さまにも順次出荷しております。
取扱製品は店舗様により違いますので、逐次お問い合わせください。

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Thank you for waiting the items you ordered on April.
Tomorrow I'll ship them to you and let you know track number. You will receive items within 1-2 weeks. 



Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
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GREAT愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
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CARGO
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TAKE OFF兵庫県神戸市須磨区前池町3丁目4-1 ビバタウン板宿内1F
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NO name!神戸市中央区北長狭通 3-11-8
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