Organic Cotton Knit再び
このとんでもない時期にできてしまいました・・・オーガニックコットンニットです。
http://www.e-workers.net/store/stocks.htm
今回のロット、L寸は若干の編地変更をしています。着丈を少しだけファーストロットより短く、ウェストリブの収縮率を強くしてています。
さらに、サイズMも作成。WORKERSのシャツで14-15の方はMサイズ、16-17の方はLサイズといった設定です。13の方はMサイズを乾燥機で縮める荒業もありますが自己責任で。
実は、この前Vクルーネックの後にカーディガンも作っています。ここまでで、今回使っているオーガニックコットン・コンパクト糸の在庫が尽きてしまいました。
本当はグレーもやりたかったのですが、それは来年以降になりそうです。
もちろん、量があれば今すぐにでも糸つくりは始められるのですが、セーター数百枚分なのでまだ躊躇してます。作りたい製品は丸首、タートル、カーディガン、マフラーとたくさんあります。
糸を、このオーガニックコットン・コンパクト糸にこだわらないで、「同じ太さの綿糸」としてしまえば、これまた世の中には在庫があるので単純に同じ形・色というだけなら作れない事は無いです。たぶん糸値も下がるのでちょっとお安くもなります。
でも、今回のニットは長く着て毛羽立ちづらい物を作りたい。だから、スーピマコットン(米綿の超長綿)、さらにコンパクト紡績で毛羽を出来る限り少なく。これが企画の根底にあるので簡単に変えることが出来ません。
ジーンズの糸も綿から選んで完全別注しました。だいたい、セルビッジジーンズで1600本ぐらい。それがやっと最近すべて生地に成って、縫う目途が立ったところでして・・・
単純な生地の別注、プリントとか染めとかだけでなく「綿」だ「糸」だといった、とても量の要る別注までしているので、作りたいものを作れて楽しい反面、常に糸の在庫、生地の在庫を考えながらの生産に成っています。無くてもダメ、多すぎてもつらい。
でも、そんな苦労はあっても、去年できてからずっと着ていたセーターの風合い。何回も洗って、目が詰まって、でも毛羽がそんなに立って無い。
今日も、ジーンズをはいていて細めの経糸に見えだした微妙なタテ落ち。こういうのに気付くと「やっぱり、0から作ってよかったな」と思えるのです。