もうすぐ納品です
今日、Bal Collar Coatの先上げが上がって、残すはWhite Collar Shirtだけ。
9月受注製品、来週末にはすべて納品予定です。
早速きてみているのですが、シンプルだけど良いです。
自分用に2サイズオーダーしました。1枚は本当にジャケットの上に着るためのベージュ42サイズ、1枚はシャツ+ニットの上に着る用でネイビー40サイズ。
今日は40サイズが先上げで上がり、ちょうどシャツ+ニットを着ているのでちょうどよいと思い羽織って確認。やはり良いです。
ただなにぶん既成品。後は、お客様の体に合う事を祈るのみです。
私には40サイズは少しタイト目なので、両方の手を前に出すとどうしても背中が突っ張ります。
このあたりは、フィット感と動き安さはトレードオフの関係なので、着用する場面を考えてサイズを選んでいただければと思います。
ツイードのジャケット、これも去年本当は42サイズが欲しかったのですが、どうしてもお客様に「売って」と言われて出さざるを得なかったので、今年こそ42サイズが買えます。
と思ったら、痩せようと思って自分のオーダーは40にしたのでした。
とりあえず、今日晩からダイエットします。
Look検討中
気恥かしく成るぐらい、アパレルっぽいことをしています。
今回初めて6カ月分の製品を使ってLook写真を撮ります。
その組み合わせを考えているところです。
今までは、その月の製品を基準に組み合わせを考えていましたが、今回はより幅広い組み合わせを考える事が出来ます。楽しさ半分、悩んでしまう苦しさもあります。
自分には正直、センスとか直感はあまり良いとは言えません。
それより、普段自分がしている格好、経験から考えつく組み合わせのほうが自分らしいと思います。
思い起こせば高校時代、Boonを読みながらエヴァンゲリオンを見てバーチャファイターに明け暮れていた私が、何の因果か一応服屋になったわけです。
と言うことで、明日は朝から(東京に居れば12時に見に行くのですが)エヴァンゲリオン見てからまた仕事に戻ります。
Workers 2013 SS Collection
お待たせしました。
見せ方にこだわりもなにもあったもんじゃないのですが、わかりやすさを優先に、来季のラインナップをすべて掲載いたしました。
今まで通りの詳細・着用写真は毎月公開していきます。
12月は変則的に、2月/3月納期の製品を受注いたします。その関係でとても品番数が多いです!
1月以降は3か月先の納期の製品を順に紹介していきます。
どれも、それぞれ作った理由があり、産みの苦しみは同じですが、いくつか個人的に・・・
Lounge JacketのSS。袖裏がつき、今までのWORKERSの製品とは全く違う作りです。
巻き縫いが無く、ロック二つ折り後割り、袋縫いといった、平ミシンを複数回使う巻き縫いとは違った手間のかかるジャケット。
Champion Shirtはついにチェーンステッチ状の菊穴ミシンで穴を開ける事が出来ました。
袖口までチェーンステッチの多本針始末をしています。
Classic Work ShirtのFloralも非常に手間のかかった生地・加工で、かけた手数の分、そう簡単には作れない製品になりました。そして、その風合いも非常に良く、自分でも早く着たいです。
昨日のバッグはMessenger Bagと名付けました。これも、初バッグ屋さんの工場で作ったもので仕上がりは満足しています。革パイピングの綺麗な事!
全体のバランスで気にしたのが軽さと価格です。
自分個人で考えると、今の気持ちはカットソー(Tシャツやスウェット)よりも布帛。布の製品が着たい。
春夏で考えると、ショートパンツや半そでシャツ。長袖のシャツや、フルレングスのパンツにしても軽いものが着たい。
半そでシャツなど、毎年買いたいと思うのですが、着る期間の短さと値段に躊躇して中々買えませんでした。
それが、幸か不幸か、日本も亜熱帯のように夏が長くなっています。かといって、昔のようにTシャツ一枚ですごせるほど体系も良くありません。(いや、昔も良くはなかったですが)
となると、半そでシャツがどうしても必要。少しデザインや生地で遊びつつ、適切な価格にする事に腐心しました。
遅れていますが、本年ご購入のお客様には展示会のご案内を今週中にはメールいたします。
どうぞ、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
Thinking about name of this bag
このバッグ、名前をどうしましょうか?
今までのWORKERSはほぼ岡山の生産背景ばかりで製品作りをしてきました。
バッグも基本的に、普段ジーンズやワークパンツを縫っている工場で作りました。
が、今回初めて、「バッグ屋さんで作ったバッグ」を企画しました。
フラップつきのバッグで、持ち手が欲しかったのでつけています。
革は、ブッテーロと同じタンナー・ワルピエで、油分をブッテーロの倍入れたもの。いわゆる「プルアップ」と呼ばれる物で曲がった部分で油分が移動して色がかわります。
パイピング部分は、Haversackの底に使ったのと同じ、バダラッシ社のユーフラテ。
ミネルバボックスをさらに表面をグレージング(光沢を出す)したのがチグリ。チグリは2-3ミリ程度ありますが、それの薄いバージョンがユーフラテです。
銅リベットには輸入物の打ち抜きを使いました。
表地・裏地は国産の帆布。
かばん屋さんと打ちあわせしたときにも、革の単価で驚かれるぐらい自分でも「良い」と思える革を使いました。
「いやいや、部分使いですから大した単価にならないですよ!」なんて言ってましたが、どうしても革はロスがあるので(使えない部分)結局は相当なお値段になってしまいました。
それでも、出来上がりには大満足です。実は、最初ミネルバリスシオを使ったサンプルを作ったのですが、そちらは革厚や腰が足りずに没にしました。
もともと、日帰り出張で良く使っていたバッグなのですが、いよいよぼろくなり、かつもともと作っていたメーカーもどうやら二度と作る気も無いらしいので作ってみましたが、作りたくなくなる気持ちはよくわかりました。
金型の点数がとても多く、思った以上に革が必要で単価がはるからです。
正直、売れるか?と言われると微妙ですが、それでも毎シーズン一型は自分がどうしても作りたいものを作るシリーズの一環でラインナップに入れます。
良いニックネームがあれば教えてください。
Work in progress...
EH Shirt
胸ポケットのデザインにキャントバステム(Eloesser Heynemann社)のカバーオールから本歌取りした半そでシャツ。
素材はライトオンスのシャンブレー、ぼやっとした色のチェック、インディゴ抜染、インディゴシアサッカーの4種類。ボタンは大ぶりの高瀬貝ボタン。
まだまだ先で2月登場の5月納品予定。
そてにしても・・・半年分の商品撮影は中々しびれます。
プロはこれを平気でやるのだからすごい。
昔、中間や期末試験の勉強をしていると、つい掃除をしたくなったり。あれと同じで、仕事に追われだすと逃避したくなります。
でも逃げる訳に行かないので、作業は音楽でも聞きながらやるのですが、好きな古いジャズやラグタイム、KRAFTWERKにYMO、QUEEN、どれも騒々しすぎる!かといって、Nat King ColeやElla Fitzgeraldだと呑みたくなってしまう。
ということで、こういうときは昔に聞いた、弾いたあまり難しく無いクラシックが良いです。
これは確か、発表会で大失敗したような記憶が・・・
男で弾いてるってだけで、先生は出したがるんです発表会。私は苦手で嫌だったのに。
Upcoming
こちら、新作の着抜生地。
インディゴ染めの生地を一度抜染で白い部分を描きます。次に、赤い部分にもう一度プリント。
さらに、その生地を洋服にしてから加工しています。
Stifelに行ったときに見た、あのインディゴ染めに白場+黄色といったような凝った生地がありました。
このページがそういった柄。最初はとても不思議で、帰ってから生地屋さんに聞くと「着抜」という手法である事がわかりました。
それも、単純に同じ型を使って抜染+プリントをすると、すべての部分が黄色なり赤なりがプリントされますが、型を二つ使って、一度白場を抜染で作ってから、別の型でプリントをするとこのような
・ベースのインディゴ
・抜染された白場(型1)
・抜染+プリントされた黄や緑(型2)
となるのです。
さらに今回は、白場へのプリントだけでなく、インディゴだけの部分へのプリントもある型なので、
・ベースのインディゴ
・抜染された白場
・白場にプリント
・インディゴにプリント
と計4色が生地の上に乗っています。
Stifelに行った資料はまだ今でも大事に取ってあります。当時見てもわからなかった手法、技術も資料を何度も見返し、わからない事は生地屋さんに問い合わせ少しづつプリント手法の多様性が理解出来てきました。
工程が多い分、お値段は若干高いのですがインディゴ+抜染だけの生地とはまた違った良さがあると思います。
そしてこちらは、そのインディゴ+抜染のシャドーストライプ。
今回はストレートにLot200型で作ってみました。もうこの5年以上、この手の製品はとてもメジャーになり見あきてしまった方も多いと思います。
それでも、やっぱり自分はこれが好きです。土台になる生地から特別に作ったシャドーストライプ。
ぜひ、展示会では実物を触ってみてください。ウォバッシュとの違いがわかります。
どちらが良い・悪いというのではなく、一口にインディゴ抜染と言ってもいろいろあるのを楽しんでもらえると思います。
Quality first
本菊穴、糸がチェーン状になっている
普通の菊穴、シングルステッチで縫われている
来季のシャツ、Champion Shirtより。
昔、1929Patented Shirtと名付け、WORKERSで最初に作ったシャツとデザインソースは同じです。
あの時は、あの時なりに必死で作りました。
http://www.e-workers.net/store/3/p1.htm
が、やはり完成度は今のほうが上です。なので、あの時買ってくださった方には本当に感謝しかありません。
そして、当時は縫い目の細かさも今よりは粗く、サイズ感もよりタイトでした。
「あの頃のほうが良い」と言われた事もあります。ただ、私なりに、少しづつ良くなるように変更してきての今があります。
ぜひ、実物を展示会で見てもらいたい一枚です。
そして今回からは、菊穴もついに通称「本菊穴」 チェーン状にかがった穴になります。
画像の99W67で開けもらっています。
これも、話せば長くなります。
そもそも、菊穴の形状が違う事に気付いたのは古く、USNのカバーオールを手にしたときでした。
http://www.e-workers.net/items/jacket_usn/7.htm
その後、ミシンが違う事がわかり探しに探すもどこにも無い。
国内で1台は稼働しているのですが、とあるメーカーの専用ミシンでした。
2010年末、ロサンゼルスでミシンの頭部を発見。
なんとか、クロネコのロジテクス(だったかな)と話をつけ、現地でピックアップしてもらい木枠梱包して日本に送ってもらいました。
「さぁこれで出来るぞ!」と思ったのもつかのま、木枠梱包から出してみると、ミシンのはらわた部分がいっさいがっさい無い。これでは話になりません。
が、ミシンの神様は見捨てなかった。2011年、ご近所の工場さんがなんとこのミシンのレストアを始めました。無いと言われていたミシン、とあるミシン屋さんが持っていたのです。
私も以前探したときに「児島はあるはずだ」とだいぶミシン屋さんにあちこちあたってもらいました。
というのも、もともと児島は学生服が盛ん。チェンジボタンをつけていたので、昔はちらほらあったミシンだそうです。が、その後足付きのボタン(チェンジボタン)も糸付けに代わり、徐々に無くなっていったそうです。
近年は、コンピューター制御のカンドメ(通称電カン)で写真のような普通の菊穴が出来るようになったおかげもあり、すっかり消えたミシンだったのです。
で、話戻って近所の工場さん。整備も終わって使い始めたのですが、なかなか完璧には成りません。
実際、途中で部品が壊れる事もあり、その時にうちに眠っていたそのはらわたの無いミシンは進呈しました。はらわたは無くとも、キャム(ミシンの動きを制御する独特な形をしたパーツ)はあったので、割れた時にはうちのパーツも使ってもらいつつ、本格稼働には結局相当な時間がかかっていました。
そんなこんなで、ついに今回から本菊穴を出来るようになりました。
ここで誤解されたくないのが「本菊穴だからすごい」「電カンだから駄目」という訳ではありません。
ほどける、ほどけないでいえば電カンはシングルステッチなのでほどけづらいですし。(本菊穴もチェーンではありますが、まずほどけませんが)
私は昔の洋服を真似させてもらっているからこそ、出来る限りまねしたい。ただそれだけで、本菊穴にしたかったのです。
もちろん、このミシンを持っていて整備したミシン屋さんも、使いだした工場さんもすごいですし、その工場さんと変わった縁で付き合えたWORKERSはラッキーです。(もともと、その工場さんがWORKERSを見て「なんじゃこいつわ!」となって会えたのです)
ちなみに、ラッキーのきっかけはこれでした。
http://www.e-workers.net/store/3/p4.htm
今日も、その工場さんと話しましたが(たぶん、その工場さんにとって日本一近いメーカーなので)、結局我々、WORKERSにしろ工場さんにしろただただ品質を追い求めていくしかないという結論でした。
「じゃぁ、何が違って、何が良いのか」を伝える役割はうちの役割です。
展示会では、資料もご用意しております。週末には、個人客様向けの案内をお送りいたします。
会場で私のうっとおしい話をもしよかったら聞いてやってください。
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