Dr Johnがついに亡くなりました。これでAllen Toussaint、Professor Longhair、James Bookerと、勝手にニューオリンズ四天王と思っていた人たちは皆亡くなってしまいました。さぞや、向こうのTipitinaは盛り上がっている事でしょう。(Jame Bookerは一人Maple Leaf Barで弾いてそうですが)
ただジャケットがかっこいい!という理由で買ったバビロン。でも、中身からいうとやっぱりガンボ、In the right place。あと、弾き語りのDr John plays Mac Rebennackが1/2両方ともいいです。
2017年の5月にニューオリンズに行ったのですが、その年の12/31にTipitinaでDr Johnのライブがある!金ないんだけどな~と思いながら、何とか工面してTipitinaのチケット、航空券も取って3泊5日の超強硬スケジュールで行く予定にしていたのですが、12/29の朝にキャンセルがSNSで伝わりました。それ以来、表舞台に出てこないのである程度分かってはいましたが、それでも、いざその時が来るとショックです。
このDorothyはDr John自身が出した教則本があるので練習しましたが、まったく弾けませんでした。音自体はさして複雑じゃないのですが、左手のリズムが右手と合わさると全く弾けない。(あと、Dr Johnは手がでかすぎる!とんでもない遠い和音、平気で弾きます)
Tipitinaにしても、Dr Johnは転がりまくりでオリジナルのProfessor Longhairとは全然違います。
音楽家は曲が残り、現代は幸いなことに演奏も残ります。これからも、Dr Johnの演奏を聴いて楽しみます。ああ、でも見たかった・・・もう少し早くニューオリンズに行く機会があれば。