「802Blackはミリタリーにも合います!」と言ったからにはやってみましょう。
-P-47 Mod Jacket, Herringbone, 23SS
-ATOZUKE Parka, Oatmeal, 23FW
-Lot 802 Slim Tapered Jeans
-New Balance 2002R(家人にスニーカー買いに連れて行けと2週間粘られているので「自分だけまた買いやがって」と怒られること必死)
今年の春に作ったP-47。なんでもない三つポケットのカバーオール。ゆったりしたシルエットなので、これまたゆったりした後付けパーカーの上にも着られます。
ビンテージのスポーツウェアとミリタリー。それにスニーカー。もちろんセルビッジが見える用折る!我々が子供の頃に強烈にたたき込まれた「基本」ですね。
これにインディゴのジーンズももちろん良いというか、そちらが定番です。が、これをブラックにすると今も通用する、かつオッサンが着てもOKな何かがあると思うのです。モノトーン+OD。最近の自分が何となく好きな組み合わせです。
ここから本日の余談が始まりますので、コーディネート見たかった方はここまでで。
今思えば、子供の頃、自分にとってリアルな服は中田商店のミリタリーだったり、LLBeanのカタログで買えるシャツやフリースだったり、アメ横でB品が並んでいたリーバイスの現行ジーンズだったり。ビンテージはあこがれるけど買えない。その後、ビンテージ「的」な服をUltimate Seekerで買うのがせいぜいでした。
アイビーとかトラッドなんか、私の周りに実在はほぼしていませんでした。いや、していたのだろうけど、興味がないから見てなかったのか?
唯一覚えているのは付属の小学校から上がってきた今思えば名家だった友人。
学生時代、私が酔いつぶれて、初夏とはいえ寒い中、路上で寝ていました。寒かろうと友人がブルックスのシャツを着せてくれて、そのまま翌朝帰って来て母から
「M君はこういうちゃんとした格好しているのに、あんたは尻の出るスウェットに革ジャンだGジャンだ・・・」と小言を言われたのが昨日の事のようです。
ブルックスもこの時に胸のマーク見て「これ何?」と聞いたぐらい。
20代も後半になると、毎日フライトジャケット・カバーオール・Gジャンの繰り返しでは・・・と思い、ボタンダウンに手を出し、いきなりテーラーケイドでジャケットをオーダーし・・・という無茶なトライをしていました。人に歴史あり。毎シーズンのようにボタンダウンやジャケットを作ってますが、いきなりそこにたどり着いたわけではないのです。