Goatskin Sport Jacket

 ただいまサンプル作成中。



WORKERS11周年?というか、自分の人生にやり残しが無いよう思い出品番、Goatskin Sport Jacketです。

一度はレザージャケットを作ってみたい。でも、世の中すでにたくさん革ジャンはある。ではどうしたらWORKERSらしい革ジャンを作れるのか?

まず、着心地が良く無いといけない。柔らかい革。でも、銀面がしっかりしている。
色々な既製品やらビンテージやら買ったり、着たり、考え探し続けて20年。やっとこれだなと思ったのがゴート。山羊です。

一口に「ゴート」といっても、ガチっと固い仕上げもあればモチっと柔らかい物もある。そのモチっと柔らかい方を探しあてるまでに延々時間がかかりました。(ゴートというとG-1のガチガチを想像していて)

一時期はもっと柔らかさ求めて鹿探してみたり(銀がやっぱりちょっと弱い)馬や牛でクローム・・・う~ん、これも違う。結局、渋鞣しのゴートで柔らかい、でもガッチリしている革に出会いました。

形はSport Jacket、いわゆる「スポジャケ」
でも、WORKERSらしく、身幅ゆったり、袖口・脇で適度に絞って。中にシャツや薄手のセーターぐらいは着こめます。

写真はサンプルのサンプル。サンプルを作る前に、まずはたたき台で作ってもらった物。

現在、展示会でお見せする38サイズのサンプル作成中。40/42もサイズ見本を布で作成中。

仕入れ先さん含め、まったくの新しい品番はこれが最後・・・かな?