とりあえず終了、これから校正


とりあえずカタログのレイアウトと文章が完成しました!これからプリントアウトして校正に入ります。締め切りが木曜日なので、何とか一日早く進んでいます。
毎回やり終わると、頭がじりじりします。普段の作業量よりかなり多いのを詰め込んでやるので、目と頭が限界だと言っているのでしょう。

薄いSilk Repp Tie
ノットを極限まで小さく

19SSの二ページ目。上にグレンチェックのジャケット着ていたのを脱いだところです。
やっぱり、男の春はこんな感じ。グレーのパンツに白のボタンダウン。ジャケット脱いで、タイクリップははずして胸ポケットにくわえて、ネクタイの剣先を突っ込んで仕事。
Silk Repp Tie、生地を薄く、芯も薄くしてノットを小さく結べるように。イメージはブルースブラザーズのあれ。

それにしても、WORKERS、最初はクラシックアメリカンワークウェアを作っていたのに、10年経つと変わるものです。自分の中では、クラシックなワークウェアも第二次大戦後のアメリカントラッドスタイルも「服自体の個性より、着る人の個性・良さが際立つ服」という観点からは同じものなのですが、表面上はかなり雰囲気が違いますね。

上みたいな「どアメリカントラディショナル・クラシック」をブルックスでもVANでも、町のトラッドショップでもなく、普通の服屋さんで売ってもらいたい!というある意味、方法論無視したことやってるので、ジャンルの良くわからないWORKERSになっているのだなと思います。

普通、アメカジ?ブランド的には、ジーンズがあって、スウェットがあって。シャツにしてもワークシャツやネルシャツ。
逆にアメトラ的には、VANやブルックスがベースにあり、売っているお店もある意味おぼっちゃま的な上品系。

でも、私はどちらもそれだけでは退屈になってしまうのです。だって、自分自身、ボタンダウンにネクタイ、トラウザーズ、ジャケット着て出かける日もあれば、ワークシャツにジーンズ、カバーオールで仕事する日もある。
根底にあるのは、派手じゃないけど、着ると「おお、良い感じじゃない」と自分を見て思える服。着心地が良くて、長持ちして。そうであれば、ジャンルはアメカジだろうとワークウェアだろうと、アメトラだろうと、どれも私にとっては同じ「かっこいい服」なのです。