6 oz Ruffy T

WORKER定番の6オンス、19番のラフィー糸を使ったTシャツを着こんでくださったお客様が写真をアップしてくれていました。


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染み込みプリントの色のオチ具合から「何回も着て洗ってもらったのだな」とわかります。
この6 oz Ruffy T、おなじみ大正紡さんの「芯は良い糸、それに適度に短繊維を混ぜてビンテージライクだけどクオリティの安定した」糸を使って、度目を詰める(縦方向の目を詰めて)編んだ生地。

大正紡さんで「これから糸になる」というワタ
この一部はWORKERSのジーンズ糸のワタを輸入&紡績してもらっている
山忠さんから来てるそうです

糸作りの途中工程
まだほとんど撚りのかかってない糸の元を何本もより合わせて、均一にしていく工程
この何本をより合わせるかが、糸屋さん(紡績さん)によって違います
これぞリング紡績、ブレードランナー的世界
こういう設備があるから均一な糸ができる
この設備を使いながら、ビンテージの「良いな」と感じる部分だけを再現しようとしている糸がラフィー


糸は和歌山に運ばれTシャツ生地(天竺)になります。
丸編み機は、糸を大量にかけて編んでいく。
この編んでいくときに、横方向は基本的に針数で目の細かさが決まっているのですが、縦方向の入れ具合が調節できます。糸を詰めれば「度詰め」になり、逆にすれば「度甘」になります。

WORKERSでは、できる限り度詰めして、ラフィ糸本来が持つふんわりした感じは残る、伸びるけど戻る、そんな生地を編んでもらっています。

それが先ほどの「着こんでも首がびろ~んと伸びない」に表れています。