WORKERSでも一番古い部類の製品、昔は1929 Patented Shirtなんて呼んでいました。
今回、展示会にその当時の製品を持ってきて下さった方が居て、今回のChampion Shirtと比べられていました。
同じなのはボタンぐらいで、何から何まで変わっていると言われました。
確かに、比べてみるとステッチは細く、細かくなり。
カフスまでチェーンステッチ。菊穴もチェーンステッチ状の本菊穴に。
たった1枚のシャツでも出来上がるまでには多数のミシンが使われています。
http://www.e-workers.net/store/201303/p1.htm
http://www.e-workers.net/store/201303/p2.htm
初めて作ったのが2007年だから5年前。
その間に、工場さんも新しくパワフルな人と出会い、ボタンもボタンワークスさんと出会い。
WORKERSでもパターンを作るCADが導入され、少しづつですがすべてが進化してきました。
当時の製品が悪いとは言いません。あれはあれで、精一杯作りましたし、当時のフィット感や、少し誇張されたステッチワークが好きと言ってくださる方も居ます。
正解は無い世界ですが、日本の物作りがわずか数年でもいまだに進化、深化している事を感じてもらえればうれしいです。