Jacket,Mountain
http://www.e-workers.net/military/jacket_mountain/1.htm
Jacket, Mountain、通称山岳ジャケットアップしました。
どこから見ても変なジャケット。
ファスナーまでついたフロントポケット、本体内の背負子(しょいこ)ベルト、やたら豪華なウェスト調節紐。
背面ポケットにもファスナーがついて、これでもかと仕様のてんこ盛り。
設計した人は仕様が多くてやりがいがあったでしょうが、作った人は大変だったでしょう。
裏地も付いて、部分的にはそれを一枚ものにして、巻きあり、地縫いパイピングあり。とにかく凝りに凝ってます。
以前紹介したパラシュートジャケットにしろ、ここまで手のかかる装備を作ろうとしていたのだから、まだまだアメリカもこの当時は余裕があったのだろうなと思います。
それが、徐々に「これでは供給できん!」となり、フィールドジャケットも共通化されていったのかな・・・と、自分も服を作る側の目線から見ると感じます。
根拠は、自分の経験だけですが、以前のパラシュートジャケットにしろ、この山岳ジャケットにしろ、大量に作るのは本当につらいと思います。
http://www.e-workers.net/military/top.htm
ミリタリージャンルも徐々に増えていきますのでご期待ください。
WORKERS,本当はそのジャンルをもっと網羅するぐらい服を紹介したいのですが、私個人の資力に頼っているのでそうもいきません。
ただ、そのぶん、自分のフィルターが入って選んだものを紹介しているので、それはそれで、個人の意思、目線が入って面白くもあります。
写真程度であれば、今は年代ごとのフィールドジャケット系をまとめるのはネットで出来ますが、やはり興味のあるものを手にとって、良く見て、さらに自分で写真に取って整理するのは、自分にとっても何よりの勉強になります。
これで、うまく自分の中で租借して、また新しい何かを作り出せれば良いのですが、そればっかり考えていてもネタ探しに飢えているみたいでいまいちな物が出来上がります。
まずは、自分で楽しんで分類、整理、調べるのが一番。おかげで、ミリタリーの古着がバンバン増えて今年の冬の小遣いがすっかりさびしいです。