私自身、WORKERSで作っているジャンルの服は殆ど自社製品を着ますが、作らないものは別。
という事で作らないもの、その1。ある程度厚みのあるセーター。
今日着ているのがYonetomiのリジッドカシミアという、カシミアにしては極厚・ゴワゴワのセーター。それを製品染で黒にしたカーディガン。
元々、リジッドカシミアが生成りなのか、白でした。カシミアなのに確かにごわっごわで、いわゆる「育つカシミア」。それを製品染してある程度柔らかくしているから着やすい。
このリジッドカシミア、最初に出始めは流通する量が足らずにいわゆる「転売」の対象にまでなっていました。翌年からは、さすがちゃんとしたメーカーさんなので、多くの販売店さんにきちっと並ぶようになりました。
WOREKRSもメーカーとして、ちゃんと毎年同じもの作らないとな、という気持ち半分。
単なる服好きがメーカーやってる身としては「そうは言っても、また違うものも作ってみたい」気持ち半分。
こういう考え方だから、どうしても「ある範囲内」で企画をしないといけないセーターはWOREKRSには向いてない(毎年何か変えたくなるから)
もう一つ、靴も作らないからよそのメーカーの物を履きます。
今日はウェストンのゴルフのブーツ版。
大阪のBontaさんに出して、外羽の穴にハトメを追加してもらいました。普通に外に見える両面ハトメで今回は。
最近、草刈りで育てた815を穿くようになり、この強烈な色落ちに合わせるとなると、スエードより黒、それもブーツが良い。
多分、ジーンズがこってりだから、靴は綺麗なものを合わせたいのか?多分、どこかで見た何かが頭に残っているのだとは思います。
ゴルチエがエルメスのデザイナーしてた時の恰好か?と思ったら・・・
下も黒だから違う・・・
人生、50年近く生きていると、何に影響されたのか、それがなぜ今、自分の中でブームなのかは良くわからなくなってきます。
ただ、一つ確かなのは、私自身、類型化とかジャンルにしばられて退屈するのが嫌。(ジーンズはアメカジ的合わせしないとダメ!とか)
かといって、調子っぱずれな突拍子も無い組み合わせ、やりすぎも好きじゃない。
「ベーシックだけど何か新しさがあって楽しい」のが良い。ただ、私自身、子供のころから服が好き!!!とか、美意識が高いとか、そういう人間でも無い。
我ながら、余り得意ではないことを、好きになったからとよくぞ長年やってきたなと思います。好きこそものの上手なれと、思いたい。



