FreeportさんのLot 802


本日の「WORKERS取扱店さんが着るジーンズ」FreeportさんがLot 802で登場。

撮影に行くと「ちょっと待ってください!」と残暑厳しい9月初旬、ベストからジャケットまで全身コーディネイトしてくれました。超はきこんで色落ちしまくった802。長沼店長のしゅっとした雰囲気によく似合います。さすが、西のボーイズ、東のFreeport。しゅっとしてます。

これぐらいはいたものもあると、コーディネートの幅も広がるし「自分もこんな一本ほしいな」と思ってもらえるから、Freeportさんは802のインディゴが良く売れるのでしょうね。

毎回、土日のWORKERSエンドユーザー様向け展示会、「どちらのお店で買われてますか?」と聞くと「Freeportさんから来ました!これから予約してきます!」というWORKERSガチ勢がかなり多い印象。本当にありがたいなと感じてます。


それと、驚いたのが私の昔々の友人知人たちがFreeportさんで買い物してること。20年以上前サンクスで一緒にバイトしていたSさんもFreeportさんで買い物していて「タテノ?俺知ってる!?」となって展示会に来てくれました。もう一人、大学時代、唯一の同じ学科の友人、超変人のKちゃんがやっぱりFreeportさんで買い物してくれて「おい、タテノじゃねーか!」って訪ねてきてくれました。たぶん、Freeportさんには我々年代の、私と同じような世界で生活してきた人を引き付ける何かがあるのでしょう。


それは何か?「普通」ということだと思います。WORKERSの服は、普通の人が普通に着られる。そのうえで、ちょっと気分が良くなったり、楽しくなったり、「おう、似合ってるじゃないか」と自分で思えたり。人からも「おしゃれだね」とは言われない。いわれないけど、よい印象はどこかに残る。そういう、「普通」の人、「普通」な事の大事さ。それが伝わる「普通」がとってもちゃんとしてるお店だから人の心に残るし、人が来るのだと思います。


ファッションというと「おしゃれですね」とか「普通じゃない」のがファッションと思われがちですが、私は昔からそういうのが苦手でした。普通そうに見えて、でも、どこか芯の通った良さとか美しさが人を引き付ける。難しいのだけど、そういうものを作りたいし、お店もそういうお店が長く見ると残るお店だよなと、偉そうですが思います。