WORKERS 2020SS展示会&久しぶりに販売もします

 9月の展示会のご案内です。







今回も、土日はエンドユーザー様向けです。例によって、来春夏の製品は買えるわけでもなく、ただ「試着だけ」なのでまったりお越しください。
が!今回は販売もちょろっとします。以前から作りためてきたジャケットやコート。WORKERSのいつもの通販だと試着も出来ないし、カード使えないし。「一回ぐらい、このたまった製品をちゃんと見てもらいたいよな」と思いたちました。
画像二枚目以降のようなジャケット、コート36/38サイズがメインですが、一部、Bal Collar Coatの過去作って販売し忘れた分、自分が着ようと思って結局着なかった42サイズのジャケットも持っていきます。
「42はサイズ展開があるだけで販売店で見つからないじゃないか!!!」といつも思っておられるお客様、今回はありますのでぜひお立ち寄りください。逆に来てもらえないと「なんだ結局要らないんかい!」とへそを曲げるので、ぜひお立ち寄りください(気持ちが強いので繰り返しました)

卸先様向けの展示会も、9月2週/3週と行います。既存の卸先様にはご案内をお送りしています。ご新規様向けにDMは・・・なんか、今回は送る気持ちに成らないので検討中です。
先日、Amazonのレンタルでバーグドルフグッドマンの映画を見ました。新人から中堅デザイナーがバイヤーに必死に手紙書いてバイヤーに来てもらって・・・でも取り扱いには成らない。一方で、全く営業活動していないデザイナーでもバーグドルフグッドマンが買い付けにきたり。
営業活動も大事だとは思うのですが、結局は、エンドユーザー様が「欲しい!」と思ってもらえるようなものを作れているか。そう思ってもらえるよう、説明は出来ているか?写真は?もしかしたら動画なのか?
そういう製品なり、アプローチができていれば取り扱いは自然と増えると思うのです。そもそも、最近のWORKERSの「取扱件数は微減、でも卸先様一店舗当たりの取扱量が増えている」という今の状況も悪くないと思うのです。それだけ、お店とエンドユーザー様との関係性が広がっている・深くなっていると言事だと思うので。
私自身も、見てみたいなと思ったブランドの取り扱いがあると聞いてお店に行く。そこで、色々見られれば良いのですが「これだけ!?」と思うことがあります。かといって、今度はお店に買っていただく立場に成った時に、無理に「バリエーション多く買ってください!」とは言えません。だって、仕入れてもらっても売れるかわからないから。
そうやって考え続けると、結局は「お客様が良いな、欲しいな、買いたいな」と思ってもらえるものを作るのが私の仕事。そうやって、製品が売れればお店も自然と多く取り扱ってくれるようになる。
お店に仕入れてもらう、つまりメーカーとしては「お店に売れれば終わり」ではないと思うのです。どうしても、「営業」目線が強くなるとその傾向が強くなる。そうじゃなくて、エンドユーザー様に興味を持つ、見てみたい、そして「買いたい!」「着たい!」と思ってもらえるものを作ることが、まわりまわって一番の「営業」になるのではないかと。だから、DM送るのやめようかなという話でした。