懐かしの・・・815 |
そして805はスーパースリム。
こうやって細いのばかりはいてると人間の欲が出てきて、久しぶりにごりっごりのワークウェアシルエットが着たくなります。ということで、今年の12月に登場させようと型紙を作り出しました。
イメージの参考は、昔作った815。でもあくまで「イメージ」で型紙は、その後、アップデートを重ねたWORKERSのジーンズ型から作っていきます。
笑っちゃうぐらい太い。例によって、未防縮、ねじれ防止無しの生地なので、まずはファーストサンプルを作ってみないとどんな形になるかわかりません。さっそく縫いに出すのですが、やっぱり行って話さないと細かい仕様が仕様書には書ききれないので連休が明けたら工場さんへ行ってきます。
この仕様、脇のミミ使いにあえてトリプルステッチを乗せるのがポイントなんです。
通常のジーンズは先に内またを縫って、後から脇を行くのですが、脇トリプルしようとすると脇が先の方が都合が良い。
必殺、方倒しラッパを使えば先に内また行っても行けるのですが、工場的には「普段使ってないラッパ使うぐらいなら、先に脇縫って大股(内また)は巻いてしまうわ!」だそうです。
私は当初、大股は地縫い+ロック+片倒し。脇は地縫い+上から下まで倒し。この脇を片倒しラッパで行こうかと思っていたのですが。
13.5オンスなので、大股の巻ききつくないかな~。
単純にデザインというよりは、何のミシンでどういう順番で縫うか。それを加味しながら、この製品に似つかわしいデザイン。また素材の厚みに合った仕様。
結果として、「これが一番デザイン・機能・作りやすさ、すべてでベスト」という仕様を探っていきます。