3月納品製品アップしました




http://www.e-workers.net/store/201703/top.htm

3月納品予定製品をアップしました。
新型のベスト。昨年好評だったウルトラライト裏毛・フットボールTの新色。
軍パンがベースにありながら、もっとシックに、どこれも着られるトラウザーズを目指したFWP Trousers。
それと、趣味で作り続けるワイドスプレッドシャツ。今年はギザの中でも最高級、126番双糸のガス焼き糸を使ったポプリンです。

兵庫の播州産地の生地。播州産地自体、比較的お手頃価格のシャツ生地が多いのですが、そんな中で「播州でできる最高級品」を目指したのが、今回使ったLegend Broad。

産地も行って、この生地を企画した人にも話を聞きました。
この手の生地なり、編地を作る人は強烈に「綿(ワタ)」そのものに嗜好があります。

Legend Broadを企画した人は完全にギザオタク。一口に「ギザ」と言っても、産地により、また品種により年々微妙に品質が変わります。(一般的に同じ畑・同じ品種で栽培を続けると繊維の長さは短くなると言われています)

スーピマとは違う、ギザ独特のぬめりというか手触りですね。これを維持するため、常にギザの中でも最適の綿、さらにそれを紡績出来る工場を探しているそうです。その綿や糸を数年単位で仕入れることで安定した品質、安定した価格にできている。確かに、普段使うオックスと比べればシャツに成った時も高いです。ただ、ある意味この品質を小ロットで作ろうとしたらもっともっと高価に成ってしまう。そこで、年単位の綿仕入なわけです。

このあたりは、WORKERSが云々というよりも、産地に行くと大きな仕組みを使って生地を作っている人が居て、それを探して探して、良い生地を仕入れてくるのがWORKERSの役目。そして、その仕入れた生地が生きる製品に成っていると思います。