Update, 近況報告

7月納品分の製品、ご注文ありがとうございました。
今、職だしが終わりました。

集計して、もともと手配していた生地が不足しないか再確認して、部品を数数えて出したり、注文するものは注文したりと、もっとも地味な作業です。

が、これで間違えると数通り作れないのでアウトです。

正直、これほどメンズに向いていない仕事は無いのですが(やはり、女性は細やかな仕事は得意です) WORKERSは一人ですのでやるしかありません。

そして、明日は搬入。今週は、東京の展示会場で僕とあくしゅ!(後楽園遊園地、今は名前もかわってるでしょうが、ヒーローショーは今でもやってるんですかね?)




画像はまったく関係なく、ケーブルカークロージャーというトラッドショップの3ピースのジャケットです。
最近、WORKERS本来の、服やアドを紹介するのが全くできていません。展示会が終わって一段落したら、またいくつか紹介していく予定です。


自分の場合、洋服を着たり、映画を見たり、街中の歩く人を見たり、雑誌を見て今のトレンド?を知ったりだけでは服を作るには弱く、それにプラスして資料にあたります。

常に、興味を持って、かといって「ネタはないか!」とギラギラした目で探すと、洋服の神様はどこかに行ってしまうので楽しむ気持ちを第一に、探し、考え続けます。

このジャケットも、確か3-4年前、アメリカントラッドとは何か、どんな典型的仕様があるのか、素材は、形は、と考えていたときに手に入れました。

パッチ&フラップ+箱という、実はありそうであんまりメジャーでは無い仕様。
三つボタン段返り、それもラペルのロールとかそういう感覚を吹き飛ばす「ばきーん」と折れたラペル、ホールは黒糸!

1904 JacketやMaple Leaf Jacketができるまでには、こういうものを着てみたり(実際着られるサイズです)、見てみたりしてきたわけです。

で、ジャケットを着るとコートが必要なので、昨年作ったバルカラーコート、今年のマウンテンパーカーと広がってきました。

と言う事で、今年の秋冬製品も今できる精一杯の製品を作りました。どうぞ、展示会場で何でも聞いてください。(あ、それはあまり深く考えないでその仕様にしました・・・というのもあるのですが)