801/802インディゴの追加生産が完了しました。
Lot 801 Straight Jeans, Indigo
https://e-workers.stores.jp/items/5f03bc464adba034f5bf2fe8
Lot 802 Slim Tapered Jeans, Indigo
https://e-workers.stores.jp/items/5f68262c8f2ebd087199411c
糸から別注WORKERSなので生地を作るのに4か月ほど。
さらに縫製工場さんもただいま絶賛「新規なんか受けられん!既存のお客様も昨年と同数しか出来ない!」状況なので順番待ち。
801/802はインディゴとブラックがあるので、それぞれを年に1~1.5回程度しか作れません。
余りに売れ行きが悪ければ再生産の必要もないのですが、おかげ様でそれなりにお買い上げいただいていますので再生産が延々続いています。
糸、早何回目?4回?タテヨコ使ってもジーンズ2000本分、一気に糸が出来上がるので毎回ドキドキします。Freeportさんに「久しぶりにWhiteも!」と言われたので作ろうかな?と思いつつ、ホワイトは全く別の機屋(ハタヤ)さんだったのと、当時もまぁまぁ高齢だったのでやってるかな?織機は将来的に、他の機屋さんが引き継ぐとは言ってましたが。
やっと色落ちサンプルが少しできてきたので写真撮影しました。
まずはWORKERSモデル、Sさんの一本。
WORKERSの生地は柔らかいのでヒゲ・ハチノスがバッキバキにはつきません。糊を残したり、糊付けすればそういう色落ちにも出来ますが。
初期ロットなので超弱テンション。ちょっと横落ち気味。現在ももう少しタテが強く落ちて、横落ちはほぼ無くなっています。
同じ糸・同じ織機でもセッティングがちょっと変わるだけでがらっと色落ちが変わるのがデニムの面白いところ。
穿いていた感想は「ストレッチかと思うぐらい楽」だそうです。
私自身、本来ジーンズってそういう物だったのだと思います。タフなんだけど楽。だから昔ワークウェアとして使われた。
それが、日本に入ってきて「こんな厚い生地見たことない!」から始まり、どんどん「タフ」が強調されていった。超極厚デニムが出来たり、強撚糸が出来たり、固く・強く・厚く。それはそれで、技術革新だしすごい事だと思います。が、私はもっとシンプルに。
単純にはきやすく、気づいたら手が伸びる。いつの間にか良い色落ちになる。次の一本も多少待つかもしれないけど買える。
何年モデル、限定モデル、そういうのは得意なメーカーさんに任せます。WORKERSは淡々と作れ・・・たらいいなぁ・・・だから買って欲しいなぁ。限定モデルやっちゃおうかなぁ・・・と、達観した振りしながら、煩悩にまみれて作り続けていきます。