Days, 革すき、小判ポンチ、帽子、KRAFTWERK


展示会集計も終わり、出張へ。
目的は、革すき屋さんに相談&お久しぶりのご挨拶。
Deck Vestの穴あけ道具の調達。(去年のがちょっと小さくて量産が大変だったので)
そして、来季に向けて帽子の背景をリサーチに。

写真は革すきやさん。今後、円安で革の値段が上がるので、今、各メーカーさんとも一斉に革の仕入れ&製品の備蓄を始めているそうで忙しいそうです。
で、クルーザーバッグのパーツ革すきを相談したのですが、まったく問題なし。

先割れリベットの足の長さの関係で、どうしても一部革を薄くするのですが、全体に薄くしてしまうと、厚み調節のベルトがちょっと心もとない感じでした。そこで、リベット打ち部分だけ薄くしてもらう必要があり、相談に来たわけです。

Deck Vestの穴あけ道具は良さそうなのが見つかりましたが、これからテストです。
穴が大きすぎても駄目、小さすぎても駄目。こんなところにもノウハウがあります。ザ製造業(家内制手工業の世界ですが)

最後の帽子。学生時代の友人の同級生がやっている帽子屋さんに連れて行ってもらいました。
製造工程の背景はやはり想像通り岡山。ということで、地名やら業者さんを何件か紹介してもらって帰ってきました。はたして来季に形に成るかは、これからのリサーチ次第。

ただ、私が持って行ったビンテージの帽子を見て、60代ぐらいでしょうか、社長さんが
「20年ぐらい前はこんなの良く日本でも作ってたけど、今ほとんどが海外製に成ったから、素材が見つかるかだよな~」と、毎度よくきく事を言われていました。

海外製でも、私が考える良いもの、私が作れる量と合致すれば良いのですが、中々うまくいかないのが現状です。はたして、国内で良い工場さんは見つかるのか・・・








で、夜はKRAFTWERKのライブへ。No Nukesなどは見にいっていなかったので、いつぶりでしょう?
98年の来日の時は毎日行ったのが昨日の事のように思い出されます。
初日、歌いまくり、のどつぶれまくり。楽しかったなぁ。

そんなKRAFTWERKは相変わらずかつ、進化していました。携帯ならライブ撮影OKというのも、もう、著作権だ何だよりも情報共有を止められないならどんどんやってしまえというKRAFTWERKらしさを感じます。

ライブの映像は一部3D化されていて、とくにアウトバーンが感動的でした。
ライブで涙するのなんかYMOが数年前、HASYMO名義で横浜でやったライブの一曲目、スポーツマン以来。途中からじわ~っと涙が出つつ鳥肌たつアウトバーン。

昔は、演劇見てもライブ見ても、鳥肌が立って興奮して。それが、また新たなやる気につながるのですが、最近は正直、おっさんになったのでそれが中々ありません。

去年は、新橋演舞場で見た猿之助襲名、義経千本桜で最後、源九郎狐が「はや、おさらば!」のセリフが先代猿之助に似すぎていて総毛立つとはまさにこの事か!と感動したぐらいでした。

今年はラッキーにKRAFTWERKでやる気が出たので、また仕事に励みます。