YMO



何を隠そう(隠してませんが)、私は高校時代あほほどYMOマニア(というにはおこがましいか)でした。

それこそ、ちょうど通っていた高校の卒業生が細野晴臣と高橋ユキヒロとわかれば、図書館に行って卒業アルバムを見てコピーしたり、当時のYMOが乗っていた雑誌を探すため、大宅壮一文庫の目録を使ってYMOが出ている雑誌名、号数を見つけ、それを今度は神田の古本屋に探しに行く。

大宅壮一文庫の目録、これは図書館の司書さんに「タレント名がインデックスで、その人が出ている雑誌を探す方法が無いですか?」と問い合わせて、教えてもらった目録でした。
あの目録のコピーを手に神保町ほか古本屋に通い、源喜堂や、古書センターの何階だったかな、あのあたりで宝島、朝日グラフなんかをあさっていました。

今考えると、対象がYMOから洋服に変わっただけで、当時も今もやっている事はかわりません。



数年前にHASYMOを初めて生で見て、すっかりYMOの憑き物が落ちていたのですが、No Nukesやらワールドハピネスの動画を見てまた目覚めてしまいました。

この動画は、1980年のワールドツアー。A&Mのスタジオから中継したもの。吉村マリが司会をしていて時代を感じます。一番好きなCosmic Surfin。オールドファンにありがちで、やっぱり今より昔のほうが好きなのです。

YMOのライブと言えば、80年ワールドツアーのCD、最後にバッハのインベンションが入っていました。
当時、通っていた学校は礼拝があり、私自身、信仰は特別無かったのですが、毎週一回、音楽の先生が休みの日に奉仕でオルガンを弾いていました。
聖歌が主だったのですが、最後に後送曲を何でも良いから弾いてとチャプレン(牧師みたいな先生)から言われ、何にしようかな~と思って、たいして弾ける曲も無いのでインベンションを良く弾いていました。1番は簡単ですし、いかにもインベンションっぽい曲調が好きだったのです。

それをYMOでも聞いて興奮し、そこからSwitched on Bachだったり、ELP、そして展覧会の絵という曲自体ににはまっていきました。


昔っから、数珠つなぎで興味を広げていくのが楽しくてたまりません。
今の、その感覚は変わらず、もっかの興味はアメリカフィールドジャケット系。


さて、趣味の話はこれぐらいにして、明日は8月受注製品の出荷です。
N-1やDeck Vest他、先上げを自分サイズが上がってきたのできて見ましたが、やっぱり良い出来です。(素材が素材なのでとても高価ですが)

どうぞ、ご期待ください。