本日はLot808の型紙を。今までとはCADが変わったので、グレーディングのやり直しです。
元型もほんの少しだけ後ろ股上を長く。ヒップが食い込んで感じるというご意見をいただいたので、ほんの数センチほどですが長くしてみました。
この型紙で新たにサンプルを作って、各所の実寸法を出します。
Lot808の基本は「仕様はワークウェア、でもシルエットはすっきりと」です。
WORKERSで言えば1904 JacketやTeds Jacketなどと合わせる事を考えて作ったシルエット。
股リベット・後ろもむき出しポケット。でも、シルエットは細身。そして、素材もキバタ(未防縮)というアンバランスさが特徴です。
今回の新ロット用に革ラベルを新調しました。が、これだけでは何もわからないですね。
本来、革ラベルを印刷した後に薄くコーティングをかけ、表面がはがれづらくするのですがそのコーティングをなくしました。当然、そのうちプリントははげる「はず」なのですが、ちょっとやそっと洗ったぐらいでははげません。
はたして、どの程度洗えばはげてくるのか楽しみです。今回も弱い防縮のかかった鹿革。
独特のテカっとした良い雰囲気に変化します。
1000円ジーンズが出たあたりから、世の中の流れがジーンズから冷めているように感じます。
それでも、やっぱり私にとっては服に興味を持ったきっかけがジーンズです。
今回も弊社プチ別注の、おとなしいムラ糸、インディゴ100%染めの生地を9月に用意しています。
ご期待ください。