8月の製品、日曜日にアップ予定です。
徐々に、アウターも作り始めたWORKERSですが、ここにきて、こういったアウターを今後作れるかどうか微妙になってきました。
今年は大丈夫ですが、来年以降は未定です。
もともと、こういったアウターは日本で言うと北のほうの工場が得意なのですが、WORKERSの場合、アウターで裏が見えなくても二本針のチェーンで縫う事にこだわります。そのため、多本針のチェーンステッチを得意とする西の工場で作るのですが、そこが徐々にスペースが無くなりつつあります。
工場にしても、得意なジーンズやワークパンツ、Gジャンといった物を優先的に入れるわけで、この手の製品がはじき出されるのです。
納期も言わない、単価も言わないと言えば工場は受けてくれます。ただ、それでは製品として通用しません。そうなると、製品として通用する納期、単価で作ってもらえる工場を探すか、この製品を作ることをあきらめるか、どちらかになります。
もちろん、工場探しはします。それでも、おそらく状況ははかばかしくないでしょう。この十年間、工場が減ることはあっても増えることはほとんどない状況を目の前で見てきました。
ただ、あきらめたらそこで終わりです。来年に向けて、今からどのような方法があるのかリサーチを始めています。
自分なりに良い製品を企画出来たなと思っても、すぐに次のハードルがやってくる。国内で製品を作るのはとても難しいです。でも、だからこそやりがいもあるのだと思います。