Work in progress, 2014FW





4月の展示会に向けてサンプル作成も佳境に入っています。12月から始めましたが長かった・・・
今シーズンは、ほぼ全品番乗ったカタログを作成予定のためまだ休めません。入稿まで頑張ります。

写真はウール100、国産ツイード。


上のプレーンなヘリンボンはシェットランドウールを半分、オーストラリアウールを半分ブレンドして糸を作って織った物。

ツイードのような固い、がりっとした生地を作る場合ウールの中でもお腹に近い、くるくると縮れた部分を使った方が原料が向いています。

じゃぁ、シェットランドウールのその縮れた部分を100%使って・・・といきたいところなのですが、これが糸屋さんにも原料が無いのです。元々、シェットランドウール自体、オーストラリア産のウールなどに比べれば量が少ない。そこにきて、その腹回りのくるくる縮れた毛はず~っと前から布団やらカーペット目的に買われてしまうそうです。

今回、この生地を作る糸を作っている糸屋さん、かなりしっかりしていて使ったウールのトレーサビリティまで取れるぐらいなので本当の話です。

で、無いけれどシェットランドウール独特のがりっとした手触りを活かしたいので使いたい・・・ということで、わざわざ背中側の繊維が長く、あまり縮れていない部分をカットして、縮れて繊維の短いオーストラリア産ウールと混ぜて糸を作っています。

ちなみに・・・ウールの業界というか、生地ではシェットランドウールを使っていれば100%で無くとも「シェットランドツイード」と言っていますし、他にも、繊維の細さ(ざっくり言えば高級さ)を示すSuper100'sとかありますが、あれもちょっとでもその糸を使っていれば「Super100'sメルトン」とか言うそうです。

今回、シェットランドウールを使った理由も、それをうたいたいとか、宣伝文句にとかではなく、ガリっとした手触りのツイードを国産で作りたかったからなのです。

話が長くなりそうなので、続きはカタログで書きます。