最近は縦に二本で切る事が多かったダーツ。
斜めに切るには・・・と言う事で型紙を作ってみました。
ダーツの山の部分は後々、くっついて真っすぐになるよう、開いた状態ではガタガタと山に成っています。
懐かしい、学生時代はこの線も実際紙をくっつけてルレットで印をつけてひいていました。今はそれをCADでやります。
で、こちらがくっついたところ。
先ほどの山の部分は真っすぐに成っているのがわかります。
紙なのでどうしてもおさまりが悪いですが、ヒップの丸みが出ているのがわかります。
横から見るとさらにわかりやすく。
このようにダーツというのは、平面の布を簡単に立体的にしてくれます。
このダーツの下端でそのまま布を切って、パーツに分けてしまえばジャケットの切り替えになります。
ジーンズは正直、ほとんどこのダーツに相当する切り替えは無く真っすぐ。
トラウザーズは後ろにダーツを切ったり、さらに前にタックを入れたりと、様々な方法でヒップ周りの丸みを出したりゆとりを出したりする方法があります。
やれることが多い分、作りながら悩む部分でもあります。