Floral Shirt, Washed 生地の再生産が終わり、縫製に入ります。
微妙に縮率が変わったので、型紙も新たに作り直しました。
写真はその型紙を印刷・カットしてくれる機械。紙をちょうど変えているところです。
定価は200万ほどしますが、人間には絶対に出来ない速さで型紙を描き、カット線を入れてくれます。
切り込みが入っているので、これから破いていきます。
WORKERSで大事にしているのがこの型紙を自社で作っている部分。
私はもともと縫製畑出身なので、型紙は専門ではありません。
ありませんが、縫製がわからないとひけない型紙というのもあるのです。
「ここがこういうカーブじゃないと、この縫い方は出来ない」といった感じです。
一方で、洋服自体のフォルムは大量の古着、当然現行品も含めていろいろな服、本から勉強し仮縫いして確かめます。
正直、パターン専門業者さんよりは時間はかかりますが、やるのは自分なので、時間さえかければ追加コストもかからないわけです。
服を作るのは、素材・縫製方法と、それに適した型紙を作れるか否かにかかっています。
外注さんに、その微妙な部分をすべて理解してもらうのは至難の業です。工場ごとにミシンが違ったり、金具が違ったりするわけなので。
だから自分でやるのでした。はぁ、やぶらないと・・・