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M-51Parkaに関する2,3の事柄
フィールドジャケットについて調べている中で出会ったブログ。
フィールドジャケットはじめ、いわゆる「モッズパーカー」と呼ばれるミリタリーのパーカーなどを、多数の実物とともにモデルごとの違いを紹介されています。
雑誌などの「通説」に流されず、ご自身の目で実物・スペックにあたられ紹介される内容は白眉です。


実は、自分でもフィールドジャケットの差について調べていました
いわゆるM-41のUSN版といわれるN-4は解体してしまったのですが、それ以外はだいぶそろったので、近日中にまとめる予定です。パラシュートジャケットに手を出したのも、そんなフィールドジャケットの系譜を調べる一環からです。

で、なぜいまさらフィールドジャケットかといえば、かなり昔、5-6年前に後ろにベルトがあり、そこにアクションプリーツがついたデザインを調べていた時がありました。

あの時は、スポーツジャケットやテーラードの型紙に凝っていたからです。
その一環で、N-4を手に入れ、解体してコピーを作ってみたりもしました。

その後、ミリタリーのジャケットは離れていたのですが、去年、通勤の都合でバイクを買いました。
これにより、上っ張りを着る必要が出たのですが、その時手に取ったのは古着のマウンテンパーカーでした。

あのファスナー・スナップボタン・比翼というデザイン。この源流はなんだろう?という疑問からスタートしました。
よく見れば、学生時代に着ていたN-1にも通じるもので、では、第二次大戦前後であんなデザインは・・・となってパラシュートジャケット、マウンテンジャケットといった一番手に入れづらいものから現物を探し始めました。

その後、倉庫を良く見るとM-1943フィールドジャケットはぴんぴんの物があります。
これは、前職でレディースの仕事でM-1943のスロートタブというか、あの襟もとのチンストの作りをちゃんと知りたくて買ったものでした。

今考えれば、レディースの仕事で、そこまでだれも求めていないのですが、やっぱりプロとしてやるかたには作り方を知った上で、同じやり方にする、あえて違うやり方にすると、提案したかったのです。う~ん、熱かったあの頃の自分。
当然、勤め先からそんな予算が出るわけもなく、自分でコツコツ買っていったわけです。そんな風に、多数のジャンルの実物を見るために、予算を振り分けるので、私の洋服コレクションは、妙に分散されていたり、状態がいまいちだったりするわけです。