Lot802 北海道のHumming roomさんで取り扱い始まりました



ハミングゴローさん(@hummingroom_info)がシェアした投稿 -

札幌のHumming roomさん、Lot802を男気でほぼ全サイズ取り扱いを開始してくれました!!!
札幌で「WORKERSのデニム欲しいんだけどサイズがね~」と思われていたお客様、ぜひHummingroomさんへ。
キバタのデニムはどうしても、一本づつ個体差があります。できる限り同じ寸法になるようロットごとにパターンの微調整をしていますが、それでも微差があります。自分の体に合った一本を見つけるには、現物をはいて、試して、その一本を買う!それが一番です。

WORKERSオリジナルの糸から作ったデニム。米綿100で糸を作ったら柔らかく、どこまでも「普通」な生地になりました。「普通」だから毎日穿けるし、穿いているうちに「普通」から「自分だけの一本」になります。
そして、少なくとも私が死ぬか、WORKERSを辞めるまでは作り続けますので、次の一本も確実に買えます。

Lot 802の詳細はこちらにも・・・
http://www.e-workers.net/store/old/201607/ie2.htm
でも、ジーンズはぜひお店で試着してください!!!

Work in progress...



和歌山、といっても九度山の近くなので岡山からだと遠い!電車で行くのも都合が悪いので車でこの夏から行ってました。その生地がついに明日出来上がってきます。

和歌山?アルパカパイル?ではなく、スライバーフリースです。
現代的なスムースなフリースではなく、毛がボコボコしたフリース。
あれを裏地に使いたくて以前から探していたのですが、既製品は厚みが今一歩!その理由は実際、現場で生地の規格を説明してもらってわかりました。詳しくは製品が出来上がった暁に・・・

で、以前も作りかけたのですが、当時のWORKERSにはどうしてもそのロット(金額)が出せなかった。あれから早数年。「今ならば!!!」と、また例によって、売れる・売れない、WORKERSに合ってる・合ってないあまり考えないで作ってしまいました。

知ってる人からすれば「なんだスライバーフリースか」となるでしょうが、私にとっては一世一代になるかもしれない製品なので必死です。そんな必死な製品がちゃんと形になって展示会に出せると良いのですが。こうご期待!(してます、自分が)

九度山は行ったので次は佐藤忠信(に化けた狐)と静御前の踊りでおなじみ吉野山に行ってみたいですが・・・4月は展示会時期なので一生行けないのでしょうね。大阪方面行く途中、いつも高速道路から表示が見える書写山も行ってみたい。あちこち出張で行くたびに「ここがあの何々なのか!」と思いつつ、通りすぎるだけなのが残念です。

N-1 Puff Jacket、在庫アップしました




http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

今週はちょっと暖かいのでバイク乗れてますが、先週あたりは寒かったですね。
そんな時にはぜひパフジャケットをどうぞ。これでバイク・・・はフード取って上にシェル着ればばっちりです。車、電車移動だとこのジャケットは軽くて、フードも取り外しで着て使い勝手がよろしいです。

バイク、上下ともにハードシェルをジーンズの上とか、ジャケットの上に着ればまぁ、よほど寒くないと冬でも乗れるのですがハードシェルっていいお値段しますね。最近話題のワークマンも試してみました。上は本当にすごい。生地切り替えまくって、部分的に伸縮性のある生地を使って袖口のような開口部のフィット感を高めつつ5000円程度。
ただ下はちょっと・・・買ったものが悪かったのかもしれないのですが、突っ張ってしまって足が降りなくて怖い思いしたので結局アークテリクスリーフのハードシェルになってます。
以前は「M-51こそオーバーパンツ!!!」なんて気合入れてジーンズの上にM-51はいて乗ったりしてました。確かに風はある程度防いでくれるのですが、さすがにモサモサして動きづらい。最近はあきらめて、シェルだけは最新のものを使うようにしています。

洋服は、クラシックな物から現行ハイテク、ワークマンまで、できる限り着てみて。アイデアを求めてもあるのですが、それ以上にやっぱり、自分が作る服以外も、見て、着るのが楽しいです。

Delivery N-1 Puff Jacket



http://www.e-workers.net/store/201811/top.htm

今シーズンラストの大物、N-1 Puff Jacketを出荷しました。
岡山も朝晩は急に寒くなってきたのでさっそく自分でも1枚買ってみましたが・・・コットンライクなリップストップはホコリがつきづらい!(特にカーキは目立ちません)
家に猫が居るので、どうしてもネイビー系はコロコロ必須ですが、それでも、裏地の滑りが良いリップストップ含め、まだホコリはつきづらいです。

そして、ワタの柔らかさからくる着やすさ。&軽い!「化繊って軽いんだな・・・」と実感しています。裾につけたゴムコードもばっちり。
でも襟首についたコーデュロイ、袋布に使ったコットンネル、袖口のコットンリブ、そしてフロントの金属ファスナー。この辺りは「WORKERSらしい」クラシックな素材。

機能的な素材と、クラシックな温かみのある生地・付属を組み合わせるのがWORKERSらしさなんだろうなと思います。機能に振り切れば、それはもう、アウトドアウェアメーカーにかなわない。クラシック全開の「レプリカ」っぽい服とも、今回のN-1 Puff Jacketは違う。どちらをどこまで取り入れるかは、今作っている、19FWの製品でも頭を悩ませる部分です。

以下の取扱店様にも出荷しています。お探しの色・サイズがあればお問い合わせください。お近くの販売店様をご案内いたしまします。(お近くが無いわい!と良く言われるのですが、それはWORKERSの営業力が足りないからなのでご容赦ください)

http://www.e-workers.net/contact/top.htm


東北
alley
岩手県盛岡市大沢川原3丁目4-3
019-619-0537
POCKET
宮城県登米市迫町佐沼字中江5丁目6-3YSビル1F
FEELS
宮城県仙台市青葉区一番町2丁目3−30いろは横丁内
関東
Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
03-3631-8121
classico
東京都台東区谷中2-5-22 山岡ビル102号
03-3823-7622
Rhythm
神奈川県横浜市西区南幸2-10-4望月ビル1F
045-412-6488
Denimio
神奈川県横浜市保土ヶ谷区宮田町2-181-7 第一丸秋ビル1F
045-465-6737
MameChico
栃木県真岡市台町2418
0285-81-6758
東海
Spiral
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1385
053-925-6001
HI-DEE'S
静岡県沼津市新宿町7-1
055-925-5857
GREAT
愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
052-241-7567
北陸
SUGAR VALLEY
新潟県長岡市城内町2-6-29
0258-38-6252
QURIOUS
新潟県新潟市西区坂井砂山3丁目6−50
025-250-1113
近畿
Uncle John
和歌山県和歌山市狐島601 シマハイツ1F
073-460-9727
Amboy
奈良県奈良市西城戸町24
074-226-1556
中国
ROOSTER
広島県広島市中区吉島西1-1-4
082-245-1045
九州
GOOD NEIGHBORS
鹿児島県鹿児島市住吉町7-1
099-295-6658
Cape Cod Clothing Store& Backyard Bar
鹿児島県鹿児島市加治屋町1-9 第二柿本寺ビル109号
099-239-1515

新規取扱:下北沢ベアーズさん



WORKERS、Lot801/802の新規お取り扱い店舗のご案内です。
下北沢のベアーズさん。日本製ジーンズの幅広い取り扱いでおなじみのお店です。
なので、WORKERSも取り扱いはジーンズだけ、その分、全サイズしっかりお取り扱いいただいております。



下北沢、学生時代に本多劇場にお芝居見に来て以来。駅の作りがすっかり変わっていて驚きました。ベアーズさんはみんな大好きオオゼキの奥です。

平日12時過ぎ、オープンと同時に一人、また一人とお客さんが来られていました。また
、道行くおじいさんがじーっとジーンズ見てお店に入っていったり。本来の「ジーンズショップ」のあるべき形。同じジーンズでもメーカーごとに特徴があり、それを伝えながら、欲しいお客さんが確実に買えるようサイズがそろっている。

私が若かりし頃は、ここまで日本製ジーンズはそろっていませんでしたが、マルセルにしろ、あちこちに「ジーンズショップ」がありました。現代、ジーンズはどこでも売っていますが、色々なメーカーがそろっていて、シルエットがそろい、サイズがそろって、裾上げができて・・・というと意外とありそうで無いと思います。(いわゆるナショナルブランドですら最近は大きいサイズ/小さいサイズが無かったり)


WORKERS、毎回出荷するときは売れるか心配です
少し売れ出したようで一安心

裾上げはヨコ筒のユニオン。こっちの方がやっぱり43200より縫いやすいと思います(自分では)
慣れの問題もあるのですが(水嶋工場のIさんは432に慣れまくってこれが良いと言ってましたから
ベアーズさん、WORKERSのジーンズを触って「柔らかいから穿きやすくて良いと思います」と言ってもらいました。ジャパニーズジーンズというと、固い!厚い!の方がお客さん好きかなと思ったのですが最近はそういう方向性だけでもなく、お客様の要望も多様化してるという事なのでしょうね。

お近くのお客様、ぜひ、ベアーズさんにお立ち寄りいただき、WORKERSを!とは言いません。ジーンズ、穿いてみてください。

2月納品製品アップしてます







2月納品予定の製品、アップしてます。
http://www.e-workers.net/store/201902/top.htm

何を買おうかな?と悩まれているお客様に「卸先様で取り扱い少ない製品」ランキングです。Bal Collar JumperとBDU Jacketは少ないです!!!
春アウターって、秋にも着られるし、古着はともかく新品で中々、手ごろな価格でバランスよい作りが無いので作ってみるのですが・・・売れないですね~。
売れない理由はわかるんです、お店としては2-3月にアウター来ても実売期間が短い!

効率だけ考えれば、ユニクロみたいに春はシャツとチノパン、ちょろっとジャケットぐらいのラインナップにしてしまえばよいのでしょうが、BDUとかBal Collar Jumperみたいな物にこそ「WORKERSらしさ」があるのだろうとも思います。
売れてないといっても、昔作ったSport Coat(バッファローチェック)5枚!のような数ではないので大丈夫&WORKERSはたとえ量産枚数が1枚であっても作るのを止める事をしません。工場さんには「もう幾らでも良い」といって泣いてお願いして作ってもらいます。

効率だけ考えれば、チノパン、ジーンズ、シャツ、ジャケット、定番品ばかり作ればよいのかもしれません。でもそれじゃ面白くない。
定番的な製品のアップデートと、新しい物へのチャレンジ、そのバランスが大事なんだよな・・・と、春夏の売れ行き見ながら次の秋冬の企画をスタートしています。

普通「量が売れてない製品」なんて公開しませんが、限られた予算で何を買おうか悩んでいるお客様にとっては必要な情報だと思うのです。
「なに!あれ欲しいのに売れてない!だったらWORKERSのことだから絶対次は作らないから今回他はあきらめてあれを買おう!」ってなりますよね?

Tie Clipアップ

http://www.e-workers.net/store/stocks.htm





タイクリップ、通常の4センチ長さで新しく斜めストライプのレジメンタルと、大きさ自体を変えたShort Tie Clipが完成しました。

いや~ショートが大変でした。
最初は、4センチ長さと同じ機構を小さくしようとしたのですが、板バネが短くてうまく作れない。そこで、極小さいクリップの周りをコートする方法に落ち着きました。ギザギザはクリップ部分の裏にあるのでニットタイは引っ掛けないようご注意ください。

先日、展示会に来られた、もともととあるトラッド的製品を作られているメーカーにおられた方がWORKERSのネクタイ&タイクリップラインナップを見て
「こんなものをこれだけ作ってるカジュアルメーカーさんって居るんですね」
と言われてました。そうなんです、いるんです。

我ながら、ジーンズカジュアル(といえばいいのか?)から始まったはずのWORKERSなのですが、その行きつく先が「ネオトラッド」的なところになったように思います。

これを言うと、「リスペクトが無いのか!」と怒られるかもしれませんが、どうしたって、アメリカントラッドとかアイビーとか、そういう世界観。若い時には「オッサン臭いな」と思いました。私と同年代で、10代からゴリゴリのアイビーです!ってそうそう居ないと思います。
20の頃にはブルックス?なんで羊がしばらてて胸に刺繍?VAN?うちの父親とかお爺さんの世代で一世風靡して赤いブレザーが有名?ぐらいの認識でした。

それが20代後半になり最初はボタンダウンの製法(メーカーにより縫い仕様が違うのです)を取っかかりにこちら方面に進んでいきました。
ただ、やっぱり私の上の世代と違うなと思うのは、ブルックスはシャツやジャケットを古着で手に入れて、30過ぎたら新品はいきなりテーラーケイドにオーダーに行くという。(今は長谷井さんのテーラーグランドで何年かに一着作ってもらうぐらいですが)
仕事でスーツを着るわけではないので、消耗品とか仕事着ではなく、もう少しファッション的に「スーツとはなんぞや」を体感したかったのです。でも作ってもらったのはネイビーフランネル、グレーフランネルの上下という、ファッションらしさ0なのですが。そのファッション要素0にファッションを見出したかったのです(言葉にするとわけわからんですね)

自分なりに「アメリカンクラシック」「アメリカントラッド」が好きなら、既製品だけではなく、そのスタイルのオーダーも一度は経験してみたかった。ただ、そちら方向に行けば行くほど「私はこれは出来ないし、やりたいこととは違う」という思いが募っていきました。

私がしたいのは既製品。それも、ブルックスみたいにトラディショナルすぎるのとも違う。そうやってあっち行き、こっち行きした結果が今のスタイル。
ジーンズやチノパンにボタンダウン、ジャケットを合わせつつ、ネクタイも「これは!」というものだけは必ず作る。それがニットタイ、薄くてカジュアルなレンジメンタルタイ、そしてタイクリップなのです。