職だし


3月納期製品、ご注文ありがとうございました。
さっそく工場へ仕事を送り出しております。

本日はパターンカットのバイト。
パターンカットと言えども、軽くチェックもしながらになるのである程度型紙がわかっている人の方が助かります。

弊社の場合、自作のハンティング系アノラックにFIL-CLOベストという変な人がやってくれるのでばっちりです。(でも、着丈が長くてこのベストが似合ってました。こういう着方もありなのか)




職だし後は軽く倉庫の整理。
こういうのもオリジナルを見て作りたいなぁとは思うのですが、現実着ることを考えると、あくまでこの一部をエッセンスとして抜き出してステンカラーに仕立てたりするほうが今の私は向いているように感じます。

初期WORKERSで言えば、これをそのまま作って「着づらいけどオリジナルそっくりだよ!」と行くところなのですが、今はそうではないのです。

また、そういう原理主義的な感覚がよみがえる日もあるかもしれません。う~ん、それにしても重い。

Making yarn










いきなり自分のあほ面で申し訳ありません。
別注糸のうれしさのあまりにやついてます。

来年に向けて進行中のデニム作り。ただ今糸が出来上がりつつあります。

先日、アメリカまで見に行ったワタ。あの綿と同じ規格の物(厳密に同じではありません。取れた畑の地域、品種は同じです)が日本へ来て、大阪で糸に成っています。

この糸、あまり激しくないおとなしめのムラ形状。実際、私があこがれたいわゆる「ビンテージジーンズ」はそれほどムラが激しく無いように感じるのです。あえて作ったムラというより「ムラになっちゃった」感じを再現するよう。さらに、この後のロープ染色に耐える強度も確保しないといけません。
そのあたり、現代の技術を使ってコンピュータ制御の精紡機でムラを作りつつ、強度は計測器で調べながら進めてもらっているので万全です。

完全別注の糸ということで、品番や段ボールにもワーカーズと入っています。

思えばここまで長かった・・・二十歳ぐらいの頃から作りたかったジーンズ。いや、デニムか。
綿から糸から染めから。すべて自分が見て、良いと思えるもの、やり方を選んで進めています。

その結果が万人受けするものができる・・・かはわかりませんが、自分が大げさに言えば人生かけてやってきたことの集大成として納得のできるものは完成しつつある自信があります。

そうまでして作りたかったものなので、綿の産地から糸を作っているところ。
そして、この後のロープ染色、職布、縫製とすべて自分の目で見ておきたいのです。

より詳しくは、また来秋冬に向けてのカタログで。ジーンズになるのは来年夏ごろの予定です。
ご期待ください。

Endless endless endless


いえ、いつかWORKERSだって終わりは来るのですが。
とりあえず、目先の仕事がまるでずっと続くようです。

今月もご注文ありがとうございました。
ただ今、グレーディングの最終確認中。

6ポケット系は脇にポケットがあるので、ポケットの位置指定に少し手間がかかります。

工場では、裁断時にポケット位置には目打ちが入ります。
その目打ちを隠しながらポケットをつけていくのですが、もし位置ずれていると目打ちがポケットより外側に出てしまいます。

脇線をつなげた状態で一度ポイントを打って、それを本来の型紙に教え込む。
言葉で言うと何が何やらですね。

WORKERS、12月の出荷も終わりました。今年もご注文ありがとうございました。
まだまだ、在庫もありますので、ぜひ冬の一枚、よろしくお願いいたします。

http://www.e-workers.net/store/stocks.htm



で、本日はこの後ジーンズ工場さんの忘年会です。
来秋冬ではワタから選ばせてもらって作ったデニムでジーンズを作ります。
それを縫ってもらうのがこの工場さん。

洋服作り、いくら仕様書で細かな部分を決めようと、最終的にそれを見て、作るのは人です。
私の作りたい服というのは、とても微妙な部分があります。

たとえば、カン止めのふり幅とか、帯つけの目調子とか。
こういう部分は、仕様書で書いても表現しきれない部分というのがあります。

そんな時に「WORKERSはこんな人がこんなものを作りたいのだから、こうしてあげた方が喜ぶよな」と思ってくれる工場さんに製品を作ってもらっています。この微妙な部分が最終の仕上がりに大きく影響すると思うからです。

そんな関係は、忘年会にしろ、仕事依頼の時にちょっとよったりとか、そういう部分から作られていくのです。

今日も寒いので、パフジャケット着て行ってきます。(一回着ると他をあまり着なくなる、魔の防寒着です)

Delivery/ December





お待たせいたしました、12月納品製品、発送いたしました。
下記お取扱店様にも出荷しております。

暖かなビエラで作ったミリタリーシャツ。
冬になってもシャツは着ますが、ネルやこのビエラのような少し起毛したものを着たくなります。
起毛の肌触りの良さ、外に着こむとその起毛部分に体から出た暖かな空気をまとうので防寒性も高くなります。

Dop Kit Pouchはあえてくたくたの生地で作りました。中に物を入れてぺしゃんこになるので、カバンの中で場所を取りません。ファスナーはYKK製のオールドアメリカン。ロックが無いのであけしめしやすいです。

Fishing Pouchはパラフィン生地。私は道具入れに使いますが、ペンケース、通帳ケースなど蛇腹になった構造は様々な使い方があると思います。


北海道
Dempsey Clothing
札幌市中央区南3条西1丁目12-19 エルムビル2F #203
011-219-7355
関東
CIRCLE
東京都港区南青山6-15-1 アパルトマン青山1F
03-6450-5895
Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
03-3631-8121
Pheb International
東京都杉並区高円寺南4-24-11-103
03-5929-9757
POST 78
東京都目黒区平町1-23-18 マヌワール都立大学 102
03-6459-5855
Rhythm
神奈川県横浜市西区南幸2-10-4望月ビル1F
045-412-6488
Mr OLDMAN
群馬県前橋市南町3-48-9
027-289-0153
MameChico
栃木県真岡市台町2418
東海
Spiral
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1385
053-925-6001
HI-DEE'S
静岡県沼津市新宿町7-1
055-925-5857
BLISSWEAR CLOTHING
静岡県静岡市葵区鷹匠1丁目4-1-1F
054-653-4750
GREAT
愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
052-241-7567
eclectic
愛知県刈谷市銀座4丁目113番地
0566-27-5405
Top Jimmy
愛知県岡崎市康生通東2-42
0564-26-1881
CHELSEA For life
三重県四日市市安島2-4-18 1F
059-352-5228
北陸
SUGAR VALLEY
新潟県長岡市城内町2-6-29
0258-38-6252
CARGO
富山県富山市山室27
076-422-5755
近畿
Uncle John
和歌山県和歌山市狐島601 シマハイツ1F
073-460-9727
pastime
京都府京都市中京区海老屋町324岡本ビル1F
075-708-5443
中国
Sweet Sue
岡山県岡山市北区中山下1-5-50
086-234-5358
ROOSTER
広島県広島市中区吉島西1-1-4
082-245-1045
四国
RADICAL
高知県高知市秦南町1-3-12 ジョージハウス1F東
088-873-5270
九州
Acoustics
熊本県熊本市中央区新市街12-9 2F
096-354-4484
GOOD NEIGHBORS
鹿児島県鹿児島市住吉町7-1
099-295-6658
UK
Son of a Stag
9 Dray Walk The Truman Brewery 91 Brick Lane
E1 6QL London
0207 247 3333

WORKERS掲載紙情報・COURRIER JAPON


大阪の古着屋、サーチライト さんから「雑誌出てますよ!」と教えていただき驚きました。
「取材、受けた記憶はないのだけど・・・」

で、さっそく見てみてわかりました。スミソニアンマガジンというスミソニアン博物館のウェブマガジンの取材が転載されていました。

ただ、写真と構成が変わっているので、私のあほ面が大写しで。
あげく、ちょうど巻き縫いも糸を変えてるところだったのでミシンに糸がかかってないし。(糸道にはかかってますが)

内容は、誌幅もありますので100%、だれが読んでも誤解無く理解できる内容・・・とは言えませんが、まぁ、だいたいそんな感じかなぁと。
そもそものインタビューは英語でしたし。

「職人」という言葉の一人歩きはどうなのかと思いますが。このあたりは、ニュアンスが微妙な問題なので、気になる方はまた展示会の時にでも私に直接聞いてください。

サーチライトさん、情報ありがとうございました。

工場との関係






出張から帰ってくると、工場から縫い見本が届いていました。
真ん中のと上の二枚が届いたもの。それ以外はまた別の工場で作ってもらったものです。

高密度な生地に穴をあけるときは、穴のあけ方、形、針の目数、カガリの幅、芯、これらを最適にしないと縫い目が切り取り線のようになって切れてしまいます。

また、「99」と俗に呼ばれるボタンホールは、裏からあけて表側が「裏目」になります。そのため、どうしても綺麗な目が出ずらいのです。

来季のSack Coatもサンプルではその点が気になったので工場さんにいろいろと試してもらいました。


本来はこういったことを工場はしなくてはなりません。ならないのですが、うちのような小規模メーカー相手だと勢い、手を抜いてしまうことも無いとは言えません。

でもうちの工場さんは大丈夫です。みな、私が個人的に知っている人たちですし、工場というより「何々さん」という関係なのです。

ともすると、これがなぁなぁというか、悪い方向に働くこともありますが、私の場合、最後の部分は「品質」であり「それを買っていただき使っていただくお客様」が大事です。事実、どんなに良く知っていても、品質・納期が要求に満たない場合は発注しません。

お互いを良く知っていること。「WORKERSだったらこれはOK、これはNGだよな」という、仕様書に書ききれない部分まで理解してくれていることが大事だと思います。