Goatskin Double Sport Jacket

 






https://www.e-workers.net/store/202506/top.html

昨年・一昨年と好評だったゴートスキンスポーツジャケット。

今年はデザインと革を変えて。

デザインはフロントがダブル、背面は前回同様、切り替えがたくさん入った豪華仕様。これが、単純に豪華なだけでなくアクションプリーツで動きやすさにも一役買っています。

革、今回もゴートスキンの渋鞣し。ベースは茶色で仕上げを黒ですが、前回と違うのが仕上げ。水性仕上げ材をハンド(手)で塗ることで、

・渋鞣しなのに驚きのしなやかさ
・ベースの鞣しの茶色が微妙に見えそうな黒
・弱点、水をつけて思いっきり布でこするとどうしても多少色落ちする

前回は仕上げがエアブラシ+薄いとはいえラッカー系を吹いていました。水でぬれても色がほぼ落ちない。表面にコーティングがあるような状態です。
ただ、その替わり手触りが硬い。その硬い革を徐々に柔らかくしていく楽しさもありますが、私は、渋鞣しでも動きやすい=柔らかいほうが良い。

ということで、今回は作成をお願いしている革の仕入れから縫製をお願いしているKさんがなんと手。手で仕上げになりました。(難しすぎて、工場に断られた疑惑がありますが)

 

今回もシルエットはある程度ゆったり。シャツ+ジョンスメなら楽勝。シェットランド系のセーター、HARLEYの1PLY(昔で言えばEVEREST)ぐらいなら着られるようにゆとりをつけています。。

受注期間は、本日より2025年3月10日いっぱいとなります。
今回はいつもと違い、クレジットカードでの予約時決済になります。
フォームよりご注文いただきましたら、こちらから決済ページを改めてお送りいたします。

ただ、高額なので試着しないと決められないと思います。
そこで 3/8-9、お昼12時よりPM5時まで、レンタルスペースさくら中目黒(目黒区中目黒2丁目5−28)にて試着・現地での予約販売も行います。
サンプルは38/42サイズですが、布で作った試着サンプル40サイズもご用意しております。
現地でのご試着時、袖丈のプラス/マイナスは無料で行います。

完成は9月中旬〜下旬予定です。

25FW・展示会のご案内&レザージャケット受注予定

 





WORKERS、展示会のご案内です。
3/8-9 いつもの中目黒・レンタルスペースさくら。
お昼12時から5時まで。

今回、25FW製品の展示+ゴートスキンダブルライダースの受注を行います。
製品詳細は3/1にアップして、WORKERSホームページでも受注を行いますが、さすがに値段が値段(22万+TAX)なので試着をお願いしたい。かつ、袖丈直しは私がパターンひけば良いだけなのですぐできる。ということで、袖丈直しは無料で行います。

この袖丈直しが前回も好評。バイク乗るような人は長め、街着の人はふつう or 短め。

原型は前回のSport Jacketなのでゆったり目。今回の革はタンニン鞣しだけど柔らかい!表面の仕上げをエアブラシ+ラッカー系ではなく、ハンド+水性で行っているからです。
かといって、クロームの柔らかさともちょっと違う。実はサンプルでクローム革で作ったものもあるので、一口に「柔らかい」といっても、微妙に違うのを触り比べてみてください。

WORKERS 25FW Lookとカタログ

 


25FWカタログ

https://firestorage.com/download/cec07e62fc6318603bf99eef1af734c8c4f4a0e6


25FWLook

https://firestorage.com/download/f726f402a864549238108125d4ef910ba5298f89


Web

https://www.e-workers.net/store/upcoming.html#2025fw


お待たせしました、WORKERSガチ勢の皆様に、早すぎるカタログのご案内です。

今回の見どころは・・・nmixxと清水ミチコ、大瀧詠一のビートルズ談義でしょうか。清水ミチコとnmixxはまさかの二日連続だったのでBal Collar Coatが活躍しました。


清水ミチコが最前列端っこ、nmixxがまさかの最前列真ん中。とりあえず今年の運は使い果たしたようで、3月・相撲大阪場所のチケットは外れました。


若者だらけのk-popライブ、私はコートの中にツイードジャケット着てましたが、ジャケット着てる人は皆無。フリース、ボアGジャン、たまに細~いコート着たしゅっとした若者。

ほかの人が着てない、かつ奇抜でもない。ツイードジャケット良いなぁと再認識しました。
周りから見れば「なんで爺さんが居るんだ」でしょうが。


清水ミチコは会場の年齢層もアッパーなので落ち着いていましたね。でもフリース+コートぐらいが多かったかな。生活音の中に坂本龍一が面白かったです。ファミリーマートの入店音→戦場のメリークリスマスみたいな。

5月納品予定製品

 


5月納品予定製品の詳細&受注ページアップしました。今回も動画で説明してます。

https://www.e-workers.net/store/202505/top.html

今月は

・鹿の子で作ったポロシャツ/Modified FitとBig Fit
・BD Polo、布で作ったポロシャツ
・CAT DAY Painter Pants。バックポケットが丸みのあるデザイン、50-60年代ごろの典型的なペインターパンツを目指したもの。

というラインナップ。

カタログに一部間違いがあり、ポロシャツはModified Fit/Big Fitとも着丈70センチぐらいを目指して作っています。(カタログはBig着丈75とあり間違い)

日本人の平均的上背だと、着丈70でもちょっと長めなぐらい。ということで、ゆったりシルエットのBig Fitも着丈70、Modified Fitと合わせました。












Boat Shoulder Bag

 













以前、展示会でちらっとお見せしたショルダーバッグが完成しました。

Storesで販売してます。

https://e-workers.stores.jp/

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元々、家族が「ホニャニャニャプニエのMサイズショルダーがなんだか別注しかないんだ!探してくれ!!買ってくれ!!!」と訴えられメルカリで無理やり買わされたところからスタート。

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なんでも、500mlのペットボトル、財布、携帯が入るのはこれがベストサイズなのだそう。(そんなに常に水要る?とか言いたかったですが、家庭不和の元なので黙っていました)

で、現物を見ると確かにサイズ感はとても良い。でもボディがナイロン。これが妙齢のお嬢様達には刺さる素材感なのでしょうが、私からすれば「カバンは絶対痛むんだから、もっと味が出る素材だったら良いのに」と考えました。

で、会社でなんか生地無いかな・・・と探すと、以前、815で使った左綾13.75オンスデニム。カバーオールで使ったヒッコリー。ベーカーのバックサテン。あるわあるわ。どれも絶対味が出る。

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う~ん、作ってみようかなと思ってからが大変で、以前この手のカバンを作ってもらっていた箭田工場さんはもう半引退。ということでまったく違う、袋物の工場さんにお願いしました。

縫製でこだわったのが裏。裁ちきりでは強度が足らないのですべてパイピング。ファスナー部分の最後も無理やりパイピングしてます。

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次に悩んだのが肩紐。ついコットンにしたいところですが、どう考えても強度&風合い的にナイロンのほうが良い。ということで、ナイロン紐メーカーさんから大量のサンプルを取り寄せ。

その中から、しなやかで、でもヘナヘナしていない。肩になじむものを選びました。

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ファスナーはあえてのYKK、コイルファスナー。これは先に触れたパイピングのため。金属ファスナーだとファスナーエンドをそのまま縫い込むわけにはいかない。上下止めのある金属ファスナーを朝日さんで手配も一瞬考えましたが、それはちょっとビンテージ感が出てこの製品には合わない。それはそれで、また機会があれば作ってみましょう。

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ということで完成したバッグ。家族は早速3色持って帰りましたが、あれお金もらえるのだろうか?家族で、サンプルテストと言えど貰うものは貰わないとなので帰って請求します。ご機嫌斜めになりそうな予感もしますが。


WORKERS 1月出荷

 最初に、納期遅延しておりました、819XX Blanket Linedは1/10に出荷完了しました。
お待たせして大変申し訳ありません。


次に、1月納品分のModified BD、Fatigue Jacket, Trousers が出荷になりました。





製品詳細

https://www.e-workers.net/store/202501/top.html


Fatigue TrousersとFatigue Jacketは次、いつ作れるかわからない製品なので少しだけ在庫も作りました。

https://e-workers.stores.jp/


ちなみに、ジャケットの方は工場さんから「もう勘弁してくれ・・・」と泣きが入りました。あのカーブした二段マチがめちゃくちゃ縫うのが難しいのです。ビンテージみたいに、ちゃんと縫えてなくて、マチがたためないぐらいラフな縫いでも良いです!といくら言っても日本の工場さんはダメ。ちゃんと、綺麗に、型紙通り。

どうしても歪ませたいなら型紙で歪ませないとそうはならない。

工場さん曰く「WORKERSのこの製品でそれが良くても、他の製品は歪んで縫うのはダメ。だから、この品番だけあえて歪ませて縫うというのはできない。100枚あれば100枚、型紙通りにA品を目指す。」ということです。至極まっとうな理由。私はこういう日本の工場の姿勢は好きなので、ビンテージみたいに無理に雑に縫ってくれ!とは言えない部分です。どうしてもというなら、それを「仕様」として伝えます。

まぁ、Fatigue Jacketはしばらく作る予定も無いのでOK。

Trosuersの方は今後も作れ「そう」ですが、こちらの工場さんは「最低賃金のアップ率の同じアップ率で未来永劫、工賃は毎年アップします!」と宣言されてます。ということは、今後、最低賃金は今の1.5倍ぐらいまで上がっていくので、製品価格もそれに近い価格になっていきます。(生地や部品の上がり具合にもよるので、1.5倍まではいかないかもしれないし、もっと上がるかもしれない)

メーカーとしては、価格が高すぎて量産できない品番は企画時代を諦めるしかない。
果たして、値上げがどこまで受け入れられるのか?個人的には、限界はあると思います。その結果、アメリカでほとんど製造業が採算取れなくなっていったので、おそらく日本もそうなるでしょう。それが5年後なのか、10年後なのか。どの程度の速度・規模かはわかりませんが。


以上、能天気に「製品出来ました!ファティーグかっこいいですよね!少量生産です!ぜひお買い求めください!」みたいに書くつもりがいつも、シリアスになるWORKERSの出荷報告でした。


Lot 819 Blanket Lined 納期遅延のご連絡

 


大変申し訳ありません。Lot 819 Blanket Lined、洗いまで終わって仕上げには入りましたがさすがに1日では検査・仕上げが終わらず。明日からは工場が休みの為、1/6からの作業再開になります。

おそらく、1/6の週には検査・仕上げが終わり出荷の予定です。

正直、十分なリードタイムは取って製造依頼はしているので、来年以降、こういった真冬の品番をどうするか検討をしています。(依頼する先を増やすなり、製品自体の企画をあきらめるなり)

せっかく着たい、販売したいと思ってご注文・ご発注をいただけた製品を納期通りに納められず忸怩たる気持ちです。

今年は、11月のM-65に続き、納期遅延を頻発し、誠に申し訳ありません。