型紙微調整



参考にした古着はほぼ右そっくりの脇線
でも、これはうまい人ならできるけど中々縫いづらいライン
ということで左に変更


19年秋冬製品のサンプル作成に向けてまた型紙の微調整をしています。
ここは脇の巻縫い部分。曲線をなくし、ストレートに近い形に。でも、履き心地とかフォルムはできる限り変わらないように。

なんでこんな微妙すぎる修正をするかというと、工場から
「さすがWORKERSやな~、縫いやすい型紙だったぜ」とか
「洋服好きなだけじゃなくて、作り方もわかってんだなお前は」
と言われて
「でしょ!ほんのちょっとの違いだけど、縫いやすさ全然違うでしょ!ラッパに自然に入っていくでしょ!」と言いたいからです。

こういうほんのわずかな部分の「こらん」をわかってるのがプロなんだと思います。私はやっぱり服を作るプロに成りたいんです。
ここまで書いて「こらん」が変換で出てこないので調べたら岡山の方言なのですね。「コツ」とか「カンドコロ」と同じような意味のようですが。

食べ物の世界、おいしいラーメン屋で自分で考えて作ってる人は、おいしいラーメンのコツがわかっているはずです。
だったら、洋服を作るメーカーなんだから、全部自分でできないまでも、うまい服を作れる「コツ」はわかっていないといけない・・・と思うのです。

定期的に繰り返すYMO



定期的に繰り返すYMO。
15歳の春、高校に入るちょっと前に最初はテクノドン聞いたのかな?からだから、かれこれ25年。YMOが1978年結成、今年40歳。私も1978年生まれだから同じ年。
親に「なぜ散会ライブ連れて行かなかった!5歳なら理解覚えている!」と訳の分からない事言ってましたが、そもそも両親はこういう音楽興味が無かったので仕方がないです。

このコズミックサーフィンもやっぱりかっこいい!
YMOは同じ曲でもライブによりアレンジが違う。その違いを楽しむのにはまりました。
この「同じようで違う」を楽しむのは、KRAFTWERKもそうだし、MONKもFESSも。
そしてのちに、音楽だけでなく「同じフライトジャケットなのに製造メーカーが違うとディテールが違う!」とか「一口にカバーオールと言ってもポケットがメーカーごとに角ばったり、丸かったり、年代によっても違う!」とか、そういう楽しみ方をするきっかけはYMOだったのです。

上の動画、コズミックサーフィンから続くAbsolute ego danceは最近になってやってるけど、78-83年はやって無かった・・・はず。
Solid State Survivor、よく東上線で音飛びするCDプレイヤー(最初にダイクマで買ってもらったポータブルCDプレイヤーは音飛び防止無し!)で聞いてて、なんでRydeenとかTechnopolisと違って、この曲だけ異様なんだ???と思ってました。(CASTALIA、INSOMNIAも違うけど)後に、トロピカル三部作聞いて「そういう事か!」となるのですが。

YMOは結局、どの時代も好きで、78-80までのいわゆる初期。BGM、テクノデリックからウィンターライブの暗黒時代。

ウィンターライブのコズミックサーフィン、いわゆるYMO三人が売れすぎて疲れちゃってこんなになっちゃったと言われる時代。

後にコマ劇場に初めて、キャラメルボックスの芝居見に行った時に「ここがあのウィンターライブのコマ劇場か!!!」と勝手に感動しました。

そして、最後のサーヴィス、散会ライブまでどれも好き。
今でも、散会ライブのプロパガンダ~東風の流れを聴くとグッと来るのです。


今年の高橋ユキヒロライブ、抽選外れましたが細野ライブは当たったから良しとします。でもユキヒロも見たかったな~

高校時代は、YMOに始まり、BOON読んでLLBeanとEastbayで個人輸入して、バーチャファイター1/2やって、最後はエヴァンゲリオンで終わりました。
服も興味はありましたが、あくまで色々ある中の一つ。それが今は仕事になるんだから人生とはわからないものです。

Lot 802 Jeans, Washed






StockにLot 802 Jeans, Washedをアップしました。

http://www.e-workers.net/store/stocks.htm

加工物なので、万が一加工失敗してもまずいなと思い、予約は取らなかった製品になります。
もともとジーンズ実験 で「ただひたすら水洗いするとジーンズはどんな色落ちをするのか?」で出来上がった色がきれいで、この色のジーンズをはいてみたいなということで企画がスタートしました。実際、現物のジーンズを加工屋さんにもっていき、ただ洗ってできた色をいかに、洗剤や石を使った洗いで再現するか。デニムで筒を作って実験し、洗いの処方を決めて形にしました。

年とともに、ガンガンにヒゲやハチノスが入ったジーンズ!!!というよりは、色のトーンが濃いのもあれば薄いのもあると、合わせるものを変えやすいなと感じるようになりました。
キバタの生地、適切な縫い代、ミシン、縫い糸を使っていればヒゲ・ハチノス以外の立体的なアタリは洗うだけでも出てきました。バックヨーク、後ろ・前ポケットのパッカリング(凹凸)の色落ち。ウェストベルト周り、身頃やコインポケットの色落ちしかり。

ヒゲ・ハチノスといった「人が穿いてできるシワ」部分の色落ちは、この色落ちした生地からでもある程度出てきます。加工で、ヒゲ・ハチノスをつけてしまうとどうしても人の体系とは違う「型」を使うので、実際に穿いてできるシワとズレが生じます。もちろん、ビンテージ好きな人はそのズレ含めて好きな方もいるでしょうが、私はやっぱり、そこは合っていてほしいし、ヒゲ・ハチノスがコントラストある色落ちしていなくとも、シワとして存在する程度でも良いのかな?とも最近は感じます。(20年前はそんな考えする人は信じられん!という原理主義でしたが)

これからの時期、少し色落ちしたジーンズとツイードやコーデュロイのジャケット。また、春先にはボーダーとかシャツと合わせてもさわやかではないでしょうか。

ご予約製品の送料について

すいません、ご予約製品の受注ページ、送料の規定が在庫製品と同じになって混乱させてしまいました。

ご予約製品は今まで通り

1万円以上のお買い上げは国内配送料は無料です。
1
万円未満場合、送料・代金引換手数料合わせ一律千円となります。
お支払は、到着時にその場で現金にてお支払いいただく「代金引換郵便」です。


失礼しました。



レアものになりそう品番、パート2!(明るく言ってますが、本当はなんでや!!!と落ち込んでます)

私はネクタイするのでVネック、好きなのですが丸首・Vがあると、圧倒的に丸首の支持が多いです。シャツの生地も、私はストライプが好きですが、ポピュラーなのはチェック。
我ながら自分の感覚の当てにならなさを、企画初めて10年経っても感じます。

Vより丸首の方がちょっとナードな感じで良いのかな~。Vネック、首の脇が抜けないように丸首とは首回りの形状を変えています。首脇をぎりぎりまでもってきてもVな分、寸法が稼げるので頭は通る。

カットソー作るとき、私にとってパターンの命題は

・頭は通る、でも首回りはフィットする寸法や仕様
・首の脇(サイドネックポイントと言います)が肩に沿っているか、変なツノができていないか

です。この二点、FCニットはばっちりクリアできています。

1月納品予定製品・詳細アップしました

http://www.e-workers.net/store/201901/top.htm

1月納品予定製品の詳細をアップしました。

展示会の結果も出て、昨年対比・・・99.3%(追加があって100.6%でした!ありがとうございます!!!) ほとんど変わりませんでした。オーダーありがとうございました。
最近、日照り、雨、自然災害と、取り扱い店舗さんは厳しい時期なので、オーダーいただけて本当にありがたいです。10月中にはWORKERSカタログ、店頭配布分も送りますので、ぜひ、店舗様に足を向けてください。

で・・・展示会が終わってみるとわかるのが「発注が多かった品番」「少なかった品番」
過去、最高は600枚程、最低は・・・展示会受注だと30枚ぐらいかな?(WORKERSのみで販売していたころは5枚というレジェンド品番もありました)

1月納品もたくさん発注いただいている品番=お客様がお店でもいっぱい見るであろう物、その逆があります。

お客様があちこちで見るであろう物は、やっぱりボタンダウンやブレザー系。WORKERSの定番なので当たり前です。

逆に、自分では「!」と気合入れたのに、取扱店さんの反応がイマイチ!だったのが・・・(ドロドロドロ・・・・ドラムロールを頭で鳴らしてください・・・・

Raw Denim Trousers!!!



モデルはO脚なので足がひん曲がってますが、パンツ自体はスリムストレートです・・・

805のスリムジーンズを買っていただいたお客様からは
「次、真夏用にこれをいきますよ!!!」なんて言っていただけましたがすいません、取り扱い自体がレアになりそうです。

真夏に13.75オンスのジーンズは熱くてはけない。
でも、デニムがはきたい。そこで、WORKERSのオリジナルデニムのヨコ糸を細くして薄く仕上げる。でも、オリジナルデニムと同じ織機でセルビッジ付き。
薄い生地に合わせて、形もTrousersに。ボタンはあえてタックボタンで、強度重視。

10オンスぐらいのデニム、たいてい生地屋さんが企画して作る場合、広幅の耳なし生地になります。広幅のほうがが一着に使う生地量が減るので製品になった時にコスト面で有利&広幅織機は明らかにセルビッジ織機より回転数が早いので、短い時間で作れる=生地自体のコストも抑えられるのです。この世がすべてセルビッジ生地しかなかったら、今みたいな価格で作れない製品がたくさんになってしまうので、広幅織機もよいものなのですが、やっぱりクラシックな生地も作りたい、着てみたい。

そこでせっかくWORKERSで特別注文するならば、あえての耳付き!!10オンスクラスなら、通年はける。色落ちした後の雰囲気も13.75とはまたどう変わるのか楽しみ!!!! と思い込んでいたのは、私&一部のお店さんだけでした。
一応、半年以上前から考えて、思い込んでやっているので注文が少ないとすご~くショックなのです。そのショックを乗り越えていくから、また新しい品番ができるのではありますが。(初代Teds Jacketがそうでした。あの生地を作って企画したのに、まったく売れなかったJacket & Trousersを乗り越えて企画しました)

でも、受注というのはあくまで取扱店舗さんの評価です。そのうえで、物のクオリティと価格、需要と供給、が合致すればお客様に買っていただけるし、逆もまたしかり。
どんなに物も価格もよくても、需要を上回る供給があれば残るわけです。

展示会の結果、毎回、一喜一憂はするのですが、そのうえでその製品がたくさんのお客様に興味をもって、買っていただけるかはこれからの話。まず、私ができることは、サンプルで気づいた部分を微修正しながら、サンプル以上のクオリティの製品を納期通りに生産することです。明日からは、グレーディング。サンプル型の作成と同じように、細かな寸法に気を配って進めていきます。