Delivery






ブログでのご連絡が遅れて申し訳ありません。
6月納品製品、以下お取扱店様に出荷済です。
夏にぴったりのペインター、Tシャツ、ニュースペーパーバッグ。

そして、使いこむことで風合いが変化するカードケースです。


北海道
Dempsey Clothing
札幌市中央区南3条西1丁目12-19 エルムビル2F #203
011-219-7355
関東
Circle
東京都港区南青山6-15-1 アパルトマン青山1F
03-6450-5895
Junky Style
東京都墨田区両国4-37-6 中ビル1F
03-3631-8121
SUPER MAX
東京都町田市森野1-37-8 今村ビル1F
042-722-3204
Pheb International
東京都杉並区高円寺南4-24-11-103
03-5929-9757
POST 78
東京都目黒区平町1-23-18 マヌワール都立大学 102
03-6459-5855
Rhythm
神奈川県横浜市西区南幸2-10-4望月ビル1F
045-412-6488
Mr OLDMAN
群馬県前橋市南町3-48-9
027-289-0153
MameChico
栃木県真岡市台町2418
東海
Spiral
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1385
053-925-6001
HI-DEE'S
静岡県沼津市新宿町7-1
055-925-5857
BLISSWEAR CLOTHING
静岡県静岡市葵区鷹匠1丁目4-1-1F
054-653-4750
GREAT
愛知県名古屋市中区大須 4-1-6
052-241-7567
Cell Number Eight
愛知県名古屋市中区栄3-20-14 住吉ビル2F
052-242-3888
eclectic
愛知県刈谷市銀座4丁目113番地
0566-27-5405
Top Jimmy
愛知県岡崎市康生通東2-42
0564-26-1881
SOUND GARDEN
岐阜県高山市花里町5-6
0577-33-6767
北陸
SUGAR VALLEY
新潟県長岡市城内町2-6-29
0258-38-6252
CARGO
富山県富山市山室27
076-422-5755
近畿
Uncle John
和歌山県和歌山市狐島601 シマハイツ1F
073-460-9727
pastime
京都府京都市中京区海老屋町324岡本ビル1F
075-708-5443
ERUPTION
兵庫県西宮市門戸荘17-64
0798-52-0880
中国
ROOSTER
広島県広島市中区吉島西1-1-4
082-245-1045
四国
gage
香川県高松市御坊町1-15東側
087-823-6766
INSIST-STACK
愛媛県松山市三番町2-3-5 CIEL BL'D 2F
089-947-5446
九州
Magic-U
福岡県みやま市瀬高町上庄760-1
0944-63-7661
gigile
熊本県熊本市西梶尾町451-1西嶋第2ビル102
096-245-3866
Acoustics
熊本県熊本市中央区新市街12-9 2F
096-354-4484
GOOD NEIGHBORS
鹿児島県鹿児島市住吉町7-1
099-295-6658

メモ




私は絵が下手です。

なので、あまり絵型は描かないのですがそれでもアイデアを出してる時期はメモを書きます。
後から見るとなんだかよくわからないメモもあるのですが。

上はアウトドア系ベストの裾のライン、基本丸いのが多いので3ピース系のように角度のあるカッタウェイにしたらどうか、というアイデア。色やVに関するアイデアも書いています。

下は・・・よくわかりません。たぶん、グルカパンツやリゾートっぽいショーツを見ているうちに何か考えついたのでしょう。

ただ絵型を見ると「ああ、膝・裾である程度絞ってヒップのゆとりは出そうかな、それともストレートにしようか」とか、「前・後ろ、フラップの形が違う・・・統一感が無いな。後ろの細い形にするならば、前は縫い目利用にしてフラップ無しの方がクラシックで良いかな」とか、色々考えることが出てきます。

結局、その最終判断はマチマチで、統一感とか、その製品が備えるべき雰囲気・仕様に忠実にする時もあればあえて外してしまう時もあります。

まぁ、ちゃんとしたデザイナーでは無いので試行錯誤しながら毎回、何とか形にしていると言う感じなのです。

この考えてる時間は人から見ると一番「何をしてるんだ」という感じ。
本を見たり、古着を見たり、もちろんネットも。
考えているうちに、他の興味が湧いて何を調べていたのかわからなくなったり。

でも、毎回ルーチンワークではなく何か自分にとって新しい物。
とても細かくても、その何かが何なのかなと考えて、感じ取れるよう、今日も色々見て、考えてみます。

ご注文ありがとうございました!


9月納品予定製品、ご注文ありがとうございました。

早速、型紙をバイト氏(モデル氏兼ねる)が切ってくれて「あ、ここ縫い代違いますよ」とかチェック入っています。あれだけ画面上で見たのに・・・

で、型紙が切り終ったら、来季の撮影用土台フローリング作り。
毎回、下まで白紙をひいていましたがどうしても靴で汚れるのが気に食わずフローリングを用意してみています。
う~ん、いい感じ。部屋全体ひきたいですが、予算が無いので昭和なビニール床です。

モデルは相変わらずアウトドアウェア、それもアノラックを作成中のようで今日も超ヘビーなポプリンで作ってポケットいっぱいのを着ていました。かっこいいけど・・・初デートには着ていかないほうがいいような・・・
まぁ、世の中には「まぁ、マップポケットがついたジャケットなんて素敵!」って言ってくれる変わり者も居るかもしれないので良いのですが。

では、明日も本日に引き続き職だし(ファスナー手配したり、裏地を手配したり)頑張ります。

Card Case




お待たせしました、カードケースをストックにアップしました。
展示会サンプルでは作らなかった花柄とポルカドットも作成してみました。

生地が薄いのでうまくいかなければ没にするつもりだったのですが、意外に薄い生地も綺麗に仕上がっています。







今回、量産では革の方を表目にしています。
サンプル時は外側を表目にしたのですが、革の側のほうが綺麗な方が良いのでは!と量産中に相談があり
「確かに革の側のほうが目立つ、そして裏目の方が沈みこむから外側、摩耗しやすい側が沈みこんだステッチの方が良い」と思い革側表目に。

さらに、矢印部分、段差を越える部分では返し針を入れてもらっています。
「入れてもらっています」なんて偉そうに言っていますが、実は私が言わないでも入れてくれました。

さすが、Ad maiora!さん。

私も布帛はそれなりに作って来たので、ある程度微に入り細に入り指示も出来るのですがやはり専門外の物は良くわかっている人と一緒に作るのが一番だなとしみじみ思います。
あえて、専門外の工場で作る良さというのもあるのですが、今回のカードケースはやはりAd maiora!さんにお願いして正解でした。

グレーディング


やりだしてしまえばパズルのようで楽しいグレーディング。
でもやっぱり、ジャケットはパーツも多く、間違いが許されない緊張感もあいまってやり始めるまではちょっと怖い。

これは、何年経っても変わらないですね。

来月にはLounge Jacketから秋冬の納品が始まります。
納品前からうれしい追加が来ていくらか作っていた在庫が無くなりそうです。

「やっぱりWORKERSのジャケット、良いと思ってもらえたな~」とうれしく成っています。

私とジャケット・・・元々は古着好きとしては

ここから始まりました。
いわゆるカバーオールの襟をただテーラー襟に変えたような。

これを元に試行錯誤して型紙をひいていましたがどうしても平面的過ぎる。

そこで、次に目を付けたのが古着のトラッド系。
ブルックス始め、J.Press、Dann。他にも無名メーカー含め色々トライ。
スーツではない、組でない上着を「Sport Coat」という名前なのも、この頃知りました。
でも、どれもサイズ感が違う。作りも固すぎる。

平行して、日本、アメリカ、イタリア、様々なメーカーのジャケットを試してみました。

WORKERSには全く載せていませんが、古着・現行含め相当量買って着て、さらに作り(縫い方や芯の使い方)を勉強しました。

芯については彼からもだいぶ勉強させてもらいました。
rrr129のH君。
http://rrr00129.blogspot.jp/

テーラーさんでも作ってもらった服を着て、見て、時にはちょっとだけほどいてみたり。
今の型紙、仕様に固まるまでは本当に悩みました。

「本格的なジャケット作りをしようとすると、ハンドだオーダーだに成ってしまう。どうやったら、既製品としての存在意義を持てるのだろうか」というのが一番の悩みでした。

結論は
・オーダーやトラッドではしづらいコンパクトなサイズ感
・袖口で袖丈直しがしやすい作り(だから本開きはやりません)
・WORKERSらしいラフな素材(ツイードや極厚のフランネル)
・既製品として通用する価格

で、形になったのが1904 Jacket, Maple Leaf jacket, そしてKing Porter JacketやLounge Jacketです。


よく「WORKERSのジャケットって元型は何なのですか?」と聞かれるのですが、これがひいた自分でもわからないのです。

24-5ぐらい?からひいては修正、ひいては修正を繰り返して来たので、今と成っては元が何かわかりません。たぶん、何かあったはずなのですが・・・


悲しいかな、私は専業パタンナーでは無いので、基本的に何かたたき台が無いと型紙がひけません。
もちろん、何回もひく間に「今の自分が好きな寸法」は大まかに頭に入っていますが、やっぱり新たな型を作る時は、何枚も古着、現行含め、現物を用意して、着て、モデルにもきてもらって自分が「作りたいな」と思う寸法を探してきます。
これが、独特なWORKERSらしい型紙や寸法感を生む秘訣なんだろうなと最近では思います。