Lot805 Slim Straight Jeans



8月納品予定製品がすべて完成しました。
只今、伝票作成など、出荷準備中です。

準備しながらすいません、役得で早速はいてしまいました。Lot805。
膝から下の超フィット感!新鮮です。

ウェスト周りは、寸法表記を変えたおかげで、普段はかれているサイズを選んでも「小さい!」と言う事は無いと思います。実際、私も「おお、普通のサイズで入るし、なぜかゆったり感じる?」と不思議だけどうれしくなりました。

で、膝から下ですが超フィット感です。ひざ裏のハチノスが激しく出そうです。
最初はひざ下が「きつい!」と感じるかもしれませんが、デニムはキバタ(未防縮)で、それを洗って、乾燥機にかけて縮み切らせた状態です。

なので、これに人間からでる湿気、さらにテンションがかかる事で糸自体も伸び、織り物なので織り目の構造も動いて結果若干伸びるのです。いわゆる「Shrink to fit」は、キバタデニムであれば何も濡れたものをそのままはかないでも起きます。洗って乾燥機にかけると「あれ縮んだ!」と思われるあれです。

適度に洗ってやると、繊維がしまって結果、寸法が小さくなる/またはいて伸びるを繰り返すわけです。

もちろん、ず~っとはいているとその振幅巾が小さくは成っていきます。ビンテージのXXで、もう寸法が動きようが無いだろう、とぺったりしているあの状態になっていくのです。


Lot805のような、いわゆるスリムジーンズはたいていストレッチが入っていたり、綿100%のデニムでも防縮が入っているケースが多いです。そこをあえて、未防縮のキバタデニムで。

レプリカジーンズが好きな人にはいわゆる「しゅっとした」フィット感を。
昔は好きだったんだけど、どうしてもフィット感が緩く感じるようになってしまった・・・という方にも。

そして、こういうある意味デザインされた物をはくと、またベーシックなものが着たくなるものです。
そのあたりは、来季また対応していこうと思います。(どう考えても自分の需要なのですが)