やっと、インフルエンザも治って秋冬サンプル作成スタートしました。
最初に、新型のジャケット。
1904 Jacketを数シーズン作りました。
さてつぎは・・・ということで考えた時に、胸にポケットチーフをさしたい、でも1904 Jacketではさせない。
かといって、たんなるジャケットでは面白くない・・・と言うことで、こういうときは古着に相談。
で、見つかりました。Carleton Clothesというラベルのついたジャケット。
パッチ＆フラップに箱、さらにチェンジポケットとぐっとくるジャケットです。
ピンチバックのサイドベント、ここまでいってしまうとちょっと違うので、このあたりはセンターベントでいきます。
さぁ、作るとなったらまずはこのジャケットの名前を決めます。
やはり、ただ「ジャケット」よりは、愛称があった方がお客様にも覚えていただけますし、作るこちらも愛着が湧きます。
1904 Jacketはその名の通り、1904年のアドから来ています。
Carleton、調べてみると、カナダの学校が出てきます。
カナダ・・・カナダと言えば国旗がメープルリーフ。そして、Maple Leafといえばそうです、ラグです。
全員アップライト！！！グランドピアノなんか置き場の無かった実家には、やっぱりアップライト命。
やはり贔屓で「ユービーブレイクーーー！！！」となるのです。
と、話が脱線しつつだいぶこじつけました。
元々は、King Porter Jacketにしようかと思っていたのですが（こちらはJelly Roll Mortonから）、でも本当に自分が一番好きなピアノ曲は？と聞かれれば、べたですがやっぱりMaple leaf ragです。
ジャケットが売れた暁には、Maple Leaf Ragの作曲者、Scott Joplinの墓にお礼を言いに行きたいです。
