型紙作成中


今日は、パンツサイズを後から追加する作業。
う~ん、パズルだ。

31と33サイズを足しました。もともと、30/32/34/36と均等割り。

なので、動きで「0.3づつ動いてね」とかいう指示があったとします。
マスター(元型)は34です。
34→30では本来 34-32-30と2回動くので0.3×2=0.6動くわけです。

その指令のまま、34-33-32-31-30と0.3×4=1.2動いてしまう訳です。

そこで、この「0.3づつ動いてね」を「0.15づつ動いてね」に変える、もしくは
34→33=0/ 33→32=0.3 / 32→31=0 / 31→30=0.3
こうすると、34と33は同じ/32と31は同じ/30

という三つの寸法になります。
これは、ポケットの大きさに関する部分なのですが、工場としては後者のほうがありがたい。
工場では、ポケットを作るときに、必ず「上がり型」と呼ばれる出来上がりの形に切った厚紙を作ります。これでアイロンをするわけです。

というのも、単純に0.15づつすべて動かすと、サイズが増えた分、すべてまたポケット型を作らなくてはなりません。

後者の方法であれば、34=33/ 32=31 /30
という三つのポケット型で良いわけです。

う~ん、マニアックというか、どうでも良い話でした。