37_801XH、さっそくはいています。
レギュラーの801より少しまた上が深い、ワタリが広い、裾幅が広い。
「少し」で、以前作った大戦風801よりは細い。
この微妙な加減が私には大事で、以前作ったものはカバーオール着て草刈りにはバッチリのですが、普段、私がするシャツ+ジャケットといった格好にはちょっと太かった。
ということで、今回の37_801XHはシルエットを微調整しました。
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また上がちょっと深い分、私でもぎりぎり38がはいって、タックインすればベルトもしてもしなくても落ちないぐらい。
バックシンチ、切った部分がどんな風になるかな?と思いましたが、ベルトがちょっと重なってよい感じ。
これが、サスペンダーボタンがあるとベルトができない。
サスペンダーボタン無し、シンチ有という37だから出来る組み合わせ。
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これから冬なので毎日履いて、来年の展示会のころにはどんな色になっているか?
今回は久しぶりに、洗いの回数減らしてメリハリある色落ちにしてみようか。
30年経っても同じような事を悩んでいます。
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このベルトは、Tim Hardyというイギリスでブライドルレザー系を使って作られている人のもの。
私は39インチとか、変なサイズなので日本では中々既製品が見つけられず、オーダーで作ってもらっています。
裏面(床面)がとてもきれいな革だったので
「表裏逆にして作ってほしい!」とお願いしました。昔のマルジェラがやっていたエルメスのエトリヴィエールの真似です。
作ってもらうと・・・う~ん、良い。
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床面使いができる革、原厚がかなりありそれをすいて使わないとダメ。
革の銀面に近いところで繊維がしまっていないと毛羽のように繊維くずが出てします。
元が、かなり厚みがある革のようで、床面とは言え、ばっちり繊維がしまっている。
うっすら出た毛羽が使い込むと寝ていって、銀面とも床面とも言えない、登山靴のスエードが使い込まれたみたいな風合いになっていきます。


