Fatigue Trousers、Withoutではなく





 

だいぶ暑くなってきて、さすがにジーンズがきつくなり薄手のズボンを出してきました。

今年は、Fatigue 「Without Cargo Pocket」ではないTrousers(わかりづらい)。

WORKERSは、Fatigue Trousersの脇ポケットを取り去ってしまった「FWP Trousers」をここ数年作っていました。

私自身、その「Fatigue Without cargo Pocket Trousers」、通称「FWP Trousers」をこの数年夏はよく着ていました。が、そうなると久しぶりに普通のFatigue Trousersもはきたくなる。

で、M-65 Trousersを作れたんだからファティーグだって作れるだろう!と工場さんを口説き落としてやっと出来上がったファティーグトラウザーズ。

パターンは実物を解体して「まんま」つくりました。また上、それほど深くない。尻も食い込まない。軍パン=やたらまた上が深い、ワタリが広い・・・と思われがちですが、それはおそらくオーバーパンツとして作られたパンツを穿いたからだと思います。(M-51はやたら大きく感じました)

裾、私は絞らないで折ってはいていますが、このあたりは好みで。

https://e-workers.stores.jp/items/678b2ab4248f8c0b488ef902

おっと、在庫がまだLとXLがある!ビッグサイズをお探しの方はぜひお買い求めください。


久しぶりに軍パン穿くとコーディネート考えだします。明日はリネンのフォレスティエールでも上に着てみようか。冬になったら、M-65の軍パンにシャツ・ジャケットを久しぶりにやりたいなぁ。

今日は、24SSで作ったRunning Cat T。極厚生地で首が二段式のバインダー。かなり首がきっつきつで作っています。万が一伸びてもだら~んとならないように。

ただ、同じパターンで25SS、もう少し薄い・柔らかい、コットンレーヨンで作ったサンプルは少し首が緩かった。量産で、数ミリ詰めて微調整しました。

首をバインダーにしたTシャツの難しさがここで、身頃の生地の柔らかさに、首周りの沿い具合が左右されます。「これで完璧だな」というパターンで作っても、生地が変わればまた微調整が必要。

だから、私は自分で型紙をひくのです。自分でひいて、工場さんに作ってもらい、頭を通してみて最終微調整。寸法だけでは出しきれないで、やっぱり、一度、頭を通して着てみないとわからない部分です。