3月Delivery/展示会ご報告

 






3月納品製品、納品しました。
まだ寒いので着られるまではもう少し。自分用も作っているので袋から出して試着はしますが・・・寒い!!!今日も結局、真冬の恰好でした。


そして、展示会、ご来場、お買い上げ、オーダー、ありがとうございました。
卸先様のご発注は前年越えで、次回もいろいろ製品を企画できそうです。

が、ご発注が多いということは生地・縫製は今まで以上に金額が行くので、今から、夏を乗り切るために資金繰りも大事。まぁ、当座貸越口座があるので大丈夫なのですが(信用金庫さん、WORKERSを信用して口座を作ってくれてありがとうございます)

春夏の製造がまだ少し残っているので、そちらの納期・品質管理をしつつ、秋冬の準備。生地は今のところばっちり。あとはパターン。そして、次の春夏のサンプル企画。

気持ちはもう2026春夏。早速、あれも作りたい、これも作りたい。バッグも作りたい。今さっき、レザーのポーチも作れないかな~とか考えだしてしまうし。我ながら、なんでこんなに色々作りたいのかは謎です。本能?やれるうちにやりたい?生きている証?

まぁ、物が好きなのでしょうね、我ながら。いまだに「なんかいいものないかな」と探して、買うなり、作るなりする自分。

ただ、あんまり増やすと管理がしきれなくなるので、そこは企画段階で「本当にやりたいのはどれか」「やらないといけない品番はどれか」と優先順位つけて、無理無い範囲内で進めていきます。


昔、勤めていたころ、限界突破を狙ってくるようないわゆるデザイナーズブランドさんの仕事の進め方が苦手でした。どう考えても一人のパタンナーがやる限界を超えたパターン数。結果、企画が遅れ、生地が工場に届けばその日のうちに縫って出荷。それでも間に合わなければ、夜行バスで持って行ったこともありました。

勤めですから、文句は言いませんでしたが、「自分はこういう余裕の無いモノ作りはしない」と誓いました。さらには、こういう「明日までに」みたいなサンプルのせいでWORKERSのサンプルがいつまでも上がらない事もありました。そういうこともあって、最近なお、苦手(というかさすがに腹が立ちます)です。段取り8割。段取りが悪いのを、工場に押し付けてくるようなメーカーは、自分たちのスケジュール・リソース管理能力がないだけ。それを、「ぎりぎりまで粘って」みたいな美談にするのは間違っています。