また撮影テスト

 





本日はLot 801 Black。だいぶ穿き込んではいますが洗い立てなのでゴワゴワ。これが、1-2日穿いているとしんなりしてくるのだからジーンズは不思議。

まだ、耳のあたりがあまり出ていませんが、このセルビッジのあたりだけはなぜか、芯まで染まっていても出てきます。中の白い部分が出てくるというより、おそらく、デコボコで濃淡がつくためのようです。

最終的に「あたりはあるのだけど、バッキバキではない」抑えめの色落ちになっていきます。

ブラックジーンズでバッキバキでない、普通にグレーになっていく。でも、セルビッジはあるという、需要が自分しかないのではないか?疑惑があるジーンズですが、何とか細々作り続けられています。


グレーのスラックスなりトラウザーズは「トラッドを愛するもの」的には当たり前に年中着るボトムです。

が、私自身、30過ぎるまで中々着ませんでした。着るようになってからも、日々の出荷やら作業がある日は中々はけない。

で、トラウザーズの代わりにチノやインディゴデニムを使ったコーディネートをしていたのですが、やっぱりグレーとかチャコールのパンツも合わせたい。

そんな時に「ブラックジーンズで、色落ちしてもヒゲが出ない、グレーに落ちていくジーンズならグレーのトラウザーズ・スラックスの代わりになるのではないか?」から作ったものが801/802 Black。


本当なら「ブラックで糸は芯が白いからタテしますよ!」とか「濃淡がはっきりつきますよ!」の方が売れると思います。でも、私自身が、濃淡がつきすぎたジーンズを物としてかっこいいな!と今でも思う反面、合わせるときを選ぶな・・・と感じてしまうのです。

説明が長い!
diariesさんの言う「出口の見えない闘い。」ですね。まさに。(先日、YUKETENの製品を探していて、このブログを見つけてしまいました。ほんと、出口の見えない闘いです、我々のやっていることは)

https://diaries-shop.com/diaries-blog-yuketen-%E3%83%A6%E3%82%B1%E3%83%86%E3%83%B3-avanico


写真は相変わらず屋外でどう撮影したら製品の色味が出るのかわからず苦戦中。

明るいと飛んでしまうので日陰で撮ってみましたが、これはこれで地味だなぁ・・・

そもそも構図の問題で、一人で無理やり撮影するのでカメラを据える高さが難しい。後、レフ板を構えてくれる人が欲しい!そもそも、着用モデルが来てもらいたい!

次回、展示会の時はお越しいただいたお客様の写真を撮らせていただけるようお願いします。