N-1 Puff Jacket

40度近い気温なのに正気か?と言われそうですが、WORKERS18FW最終品番の詳細アップしました。


久しぶりに中綿入りのPuff Jacket。今回はN-1をモチーフに脱着フードを付けました。


まず、中綿をシンサレートのハイロフトからエクストラソフトに変更。
柔らかく、手でもんでみるとつるつるした風合いは、近年のミリタリーウェアでおなじみのあの風合いです。(あちらはプリマロフトが多いですが)
化学繊維のワタ、ダウンと違うのはやはり洗濯を家でできる事。普通に水洗いできます。

さらに、以前作っていたものとは表地を変更。
撥水ナイロン、でも手触りはコットン風
以前作ったPuff Jakcetを着て初雪の降る札幌に行ったのですが、暖かさはOK。でも、初雪で濡れるとどうもコットンがところどころ色が変わり寒々しい。実際、初雪程度で濡れると機能的にもどうか。そこで、撥水性のある素材、かつ軽さを考え、ナイロンで。でも、手触りはコットンライクな物を探しました。

新千歳に中々降りられなくて1時間ぐらい旋回してました
降りなかったら悲惨だな・・・と思っていたので、一安心


見苦しいので顔はぼかしましたが私です
新千歳空港にて

札幌のかわいい滑り止め材入れ
今年は南平岸のHTBまで行ったのですが、すでにまた行きたい
撥水性と並んで、もう一つ感じたのが裾からす~っと冷気が入ってくること。
この年、Cruiser Puff Jacketはよく着ていて、12月末の埼玉でもためしまして、そちらでは感じなかった裾からの冷気。それが、北海道の雪の上だと、やはり下から湿気を含んだ冷気が上がってくる。裾が絞れればな・・・と思ったのですが、今度はなかなか良い付属が見つからない。
探しに探して、海外から現行ミリタリーで良く使われているITWのゴムスピンドルやストッパーを仕入れられるようになり今回使いました。

日本だとニフコで似たパーツはあるのですが、こういういかにも「ミリタリー」的な色が無かったりするのです
機能だけ考えれば真っ黒でも良いのですがせっかくなら、こういうFoliageとかCoyoteみたいな色にしたいのです


もう一つ、これはPuff Jacketで最初からやってる仕様で、脱着フードのスナップを襟首に縫いこんだ別布にだけ打つ仕様。フードが引っ張られたときに、この四角いパーツは襟首だけに縫われているので、ある程度動きます。この動きが力を吸収してくれて簡単にフードがとれない。
だったら、フード縫い付けてしまえば?という話なのですが、やっぱり取って使う時もあるのです(これが、埼玉行ったとき)
特に電車移動が多い時は電車の中では脱ぐ、そんな時フードは無い方が良いのです。

以上、使ってみて仕様を少しづつ変えてきたPuff Jacket。シャツやセーターの上に着れば、これで冬は乗り切れます。