次ロット製造に入ります。
実際、自分でも使ってみました。
良い点。
・チクチク感0
・ウールよりカサがはらないのでバックに入れやすい
・洗濯ネットに入れて洗える&洗うと目が詰まってきて、それがまたがっしり感が出てよい
弱点
・洗った後は皺に成る。軽くスチームアイロンで皺取ってください
・ウールより若干重みがある
私は、この微妙な重みも好きなのですが。
後お値段ですね。マフラーとしては高いです。でも、どうしても普通の糸使うとこの風合いにならないので、特別注文のオーガニックコットン・コンパクト糸を使っているので高いのです。
ニットは作ってみると面白いのが
・編み機
・編みテンション
・編みの仕様
・糸の太さ(番手)、撚り本数
全く同じであっても、Aという糸、Bという糸でテスト編みをするとまったく風合いが違うのです。生地(織物)以上に、糸の風合いがそのまま編地になってきます。
で、作るとなると自分で持っているサンプル、工場で持たれているもの。いろいろ見比べて「こんな風合いが欲しいな」となると、たいてい
「おっと、その糸は特別に作らないと既製糸はない」がほとんど。
WORKERS程度のロットで糸を作れば、どうしても単価は高くなります。
それでも、世の中にニット製品は腐るほどあるわけで「WORKERSならでは」を求めれば、材料を特別に作るのは必要な部分だと思います。
私自身、別に「なんでもかんでも別注主義」ではありません。
求める風合い、どんぴしゃの糸なり生地なりあればそれを使います。
同じ風合いであれば、生地メーカー・糸メーカーが大量に作っているものの方が安価ですし、その分、製品も安価にお客様に提供できる。
大量に作ると、品質がより安定するというメリットもあります(逆に、特殊な量が無い素材は使えないという制約もありますが)
でも、ニット糸は求める風合いを作れる糸が無いんだから仕方がない。という事で、このコットンニットシリーズは糸から別注品なのです。