Tシャツ&スウェット 始めます




ついに来春夏&秋冬からTシャツ&スウェットを始めます。
まずは、その準備で資料を送って、コンバーターさんと相談。

今まで布帛(布)の商品は、自分で生地は生地屋さんに、縫製は縫製工場さんと直接やってきましたがTシャツやスウェットの場合、物によっては糸からやらないといけないので、全部自分で・・・というのは無理があります。

そもそも、作りたい物があっても「じゃあそれをどうやって作るのか?」と成った時に相談出来る人が必要なのです。

正直、最初は布帛のやり方で行こうかと思ったのですが、やっぱり畑が違うので、Tシャツやスウェットの生地屋さんに行ってもイマイチ話が伝わりませんでした。


そこで、私の数少ないアパレルメーカーの先輩に相談し紹介してもらったコンバーターさん。
実は、メーカー始めるず~っと前にお会いした事はあるのですが、当時は私は工場の営業マン(というか何でも屋)だったので名刺交換しただけでした。

それから早・・・7年ぐらい?改めて紹介してもらって行ってきました。(実はもう2回目で、展示会にもきて下さったので3回目)


で、今までやらなかっただけで、私は元々Tシャツもスウェットも好きなのです。
ビンテージ、今ではちょっとしたビンテージに近い15-20年前ぐらいの現行品達。
これらを参考資料で送り、まずは

「この部品は何という名前か?」
「似たような物でもこれとこれの違いは何で出来るのか?」
「このビンテージの杢を作ろうと思ったら糸から作るのか?それとも糸は既成品であるのか?」などなど、勉強から始めました。



縫い方については、実は1-2年ほど前とあるミシン屋さんに現物のフラットシーマーを見ながらざっくりと教えて頂きました。

わかりやすかったのは「扁平縫い」と呼ばれる、表に二本ステッチ/裏に振りとか、両面振りとかあるのですが、要するにジーンズのベルトループと同じような縫い方である事。

また、オーバーロックを細くして使う事。

首回りなどはラッパ(金具)を通して縫うやり方、といったように、布帛と通じる部分もあるので、理解は非常にしやすかったです。



私の企画の仕方はまずある程度作り方がわかる事。
そうしないと、新しいアイデアが出てこないのです。

作り方がわかると「じゃぁ、こっちの製品のこの作り方で、素材はこれで」とか「糸をこうやって作っておけば、これをTシャツにもスウェットにも使える」とか、どんどんと広がっていくのです。


とりあえず、生地を送ってもらったのでこれで仮縫いをしてシルエットも詰めていこうと思います。