Work in progress, progress, progress

展示会中につき、何も他の動きが無く申し訳ありません。
せっかく、ブログを見てくださる方に近況報告です。



次回より、この正俯瞰撮影キットを使います。いや、これ使わなきゃいけないぐらい、またサンプルがたくさん作れれば良いのですが。

次のサンプルを作れるかは今、展示中製品の売上いかんなので日々、身が引き締まる思いです。かといって、営業が苦手なので、これまた困ったところです。




展示会期間中も、合間をぬって型紙をグレーディング(サイズを作る)したり、印刷したり。

右が寸法表で、それを見ながらグレーディングし、左の画面はCADを使って型紙の印刷をしているところです。





猫ともさっぱり遊べていません。というより、カメラが修理に出てしまい早一ヶ月近く!?
悪い事する瞬間が撮れたのは、もう2月?3月?の事です。







4月、一日だけは自分の趣味で琴平へ行きました。
年に一回のこんぴら歌舞伎、今年は猿之助襲名です。

正直、亀治郎はほとんど学生時代に見た記憶がありません。
たぶん、あの人も学生であまり出ていなかった事、そもそも、猿之助の芝居を見に行く時は猿之助「しか」見てなかったので、まぁ、知らないでも当然。

その後、観劇から10年は遠ざかっていたので、これまた見る機会は無かったわけです。

で、新猿之助、細いし、動きはいいし、セリフは先代よりはっきりしている。さらに、意識してか、無意識なのか、特定の演目は本当におじさん、先代猿之助に似ています。声までも。

「義経千本桜、四の切は1ミリたりとも伯父猿之助が作ったものを変えてはいけない」ような事を言っていたので、これに限っては意識的だと思います。

ただ、学生時代も見た四の切(狐が空飛ぶ、歌舞伎の代表的演目です)、先代猿之助がやったものとどちらが感動したかと言われれば・・・やっぱり、昔見たものです。

自分自身が初見の純粋さ、創作者(今の演出は先代猿之助が多くの部分創作したと言われています)の心意義、後は当時3階B席という一番上の安い席で見ていた事。

通常、歌舞伎は最後に花道をひっこむ盛り上がる部分があるのですが、あれは3階席からはほとんど見えません。それが、猿之助は3階席まで飛んでくるわけです。

安い席でも、ここまでサービスしてくれるんだなぁと、妙に感動?したのを覚えています。
そんな歌舞伎、久しぶりに見てまたリフレッシュできたので展示会、さらにはその後の職だし、次のサンプルと自分の仕事に邁進します。