使いたいけど使えない



古着を好きな人の一番の悩み、使いたいけど使えない。
http://www.e-workers.net/pc/bag_monarch/1.htm

Monarch Brandのショルダーバッグをアップしました。
貝のような形をしたショルダーバッグ。フラップを開くともう一室あるのですが、背面にももう一つ部屋があったらなお使いやすいような。


以前紹介して、結局WORKERSで作ったHAVERSACKも同じく。
http://www.e-workers.net/pc/pc_bag_acf1/1.htm
写真を撮っている間にストラップが切れました。

ということで、このバッグも11月に作る予定です。


が、一口に作ると言ってもまずは部品と金型から。
実は、この手の太いリベットは数年前に手に入れていました。

ただ、打ち方がわからない。最初はなんとか機械打ちできないか方法を考えていました。
確かに、出来なくもないのですが、機械自体をかなり大がかりに作り変え、リベット自体の長さも多数そろえるという無理のある方法。

なので、手打ちに変更してやり方を検索。
さすが、ネットの世界。しっかり打ち方もわかりました。

そこで、次は金型です。革パーツを打ち抜く金型を作るのですが、いきなり作るのは駄目。
まずは、本番で使う革を用意し、複数サイズ穴を開けてみて、どれがちょうどよいサイズか調べます。

「軸の太さを測れば良いのでは?」と思われるでしょうが、話は単純ではありません。
たいがい、軸そのままのサイズで金型を作ると穴が太すぎるのです。軸より少し小さめが良いのですが、その「少し」の加減を見極めるには、本番の革、本番の厚みと同じ状態にしてテストが必要です。

そこで、手持ちの金型でまずはテストしようかと思い、以前から使っている先割れリベットと軸径を比べるとほぼ同じ。
ただ、先割れと、今回使うつぶしのリベットでは止める方法が違うので一慨に同じ金型を使えるかはわかりません。

ということで、今日の仕事はリベットのテストから始めます。