WORKERS、今が人生のピークな気がします

 




ただいま、今年の秋冬製品のサンプルが出来上がりつつ、撮影を進めています。

我ながら、なんでここまで新しいボタン、生地、ネーム。何でも作ってしまうのか?

新しい部品を作るには、1000、2000というロットもさることながら、すべてに金型代・版下代がかかります。

本来は、それを単価に割り込むべきなのですが、私はそこは「まぁ、研究開発費だ」と原価に入れてません。

別にお客様が望んているのではなく、自分がただただ新しい形、デザインを作りたいという気持ち優先なので。

何でここまで次から次に、新しい形を作りたくなるのか?それはやっぱり、服作るのが好きだからでしょう。


若かりし日に、こんな製品作りたい、あんな古着をモチーフにしたい。考えては見るものの、簡単には実現しない。一番は予算が無い。

さらに、当時の自分には、「あんなのが好き!」という気持ちから始まったものを

「どういう型紙、線、寸法。そして、どういう部品、生地」と、具体的にスペックにしていく能力も足りていませんでした。

服つくりって、「今の気分」とか「自分はこれが好き」、非常に感覚的なことから始まり、それを形にするのは、とても具体的な話。生地の糸番手がどうだ、型紙の寸法だ、線だと。

その感覚と、現実。本来は、企画、MDとパタンナー、生産と、役割が分かれるところを一人で行ったり来たりしてやるのがWORKERS。


服を作りたい!という想いを持ってから早20数年。今なら作れる環境がある。

ただ、日本で製品を作ると、普通の人が買えなくなりそうな時代にもなりそうです。そこで、今が「最後のチャンス」と思って、ひたすら新しい物を作っています。