WORKERS 2026SS カタログ・ルック

毎度、早すぎる来年の春夏・カタログとルックのご案内です。

我ながら早すぎるとは思うのですが、今から準備してやっと来年の1-4月に納品が出来るのです。
服作るのは、生地を用意し、パターンをグレード(サイズごとに大きくしたり・小さくしたり)し、部品を用意。これで初めて縫製工場さんが動き出し、裁断して縫って、検査して。ボタンを打ったり・つけて。物によって洗って、また検査して、仕上げして。

この工程自体は、WORKERSだろうと、ユニクロだろうと、ブルネロクチネリだろうと。
価格の違いはあれど、まったく変わりません。

WORKERSの場合、やたら部品の種類が違ったり、そういう手間はありますが、ユニクロは一型何百万枚作るのだから、また違ったプレッシャーや苦労があるでしょう。


一時期「シーナウ・バイナウ(See now, buy now)」なんて試みもありましたが、やっぱり難しい。

超短納期で納める仕組みが、よくよく調べてみたらほぼ出来上がった製品の在庫をメーカーではなく、そこから依頼を受けてる商社が持ってたり。まぁ、WORKERSだって生地屋さん(あるいみ商社さん)がある程度、在庫を持ってくれているからやれているので、商社さん悪人論は間違いです。


言いたいことは「服を作るのは時間がかかるし、多くの人・会社・組織」の分業やいろいろな持ち合いで行われているという事です。

だからWORKERSは、お客様に早く見てもらって、欲しいのか・要らないのか。そこを知ったうえで、出来るだけ、誰も欲しくない、無駄で最後は捨てられるものを作りたくないのです。

私の都合で申し訳ないとは思いますが、こうしないと、これからの世の中、あらゆるリソースが持たないとも考えています。


メーカーとして選んでもらえるかは、まず物ありきですが、そこから先、「ものの根本的な考え方」「イデオロギー」が支持してもらえるか否かだと思います。

今これを読んでいる方にも「WORKERSって色々考えてるんだな」という人もいれば「グダグダとうるさいな、大したものも作らんのに」という方もいるでしょう。

選ぶのはお客様です。私は、物の説明だけでなく、考え方含めて明示していくしかないので、今後も、こういうかた~い内容もたまに書いていきます。

マドラスのスイングトップ、超かわいいでしょ!みたいな感覚と合わせて、そのどっちもがWORKERSなのです。







カタログPDF
https://firestorage.jp/download/76d31875c3273f53f91f387222b80cec0bf89af8


ルックPDF
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ウェブ上にも、製品一覧とルックはアップしています。

https://www.e-workers.net/store/2026ss.html

https://www.e-workers.net/store/2026sslook.html