2PLY T、Slim FitとRegular Fit

 あけましておめでとうございます。

早速、4月納品予定製品の詳細をアップしました。

https://www.e-workers.net/store/202404/top.html

その中でも、比較しないとわかりづらい2PLY Tのフィット感違いを解説です。

昨年まで3PLY、3本撚りでよれにくい、綺麗目Tシャツを作っていました。自分でも気に入って毎年着ていましたが、昨今の猛暑だとちょっと生地の目が詰まりすぎて熱い。

そこで、糸の撚り本数を3本から2本に。生地の重さ自体はほぼ同じ。ということは、目が粗い=涼しいということです。

生地の目が粗い=隙間を風が通り涼しい=乾きやすくもある。

このあたりは、ポロシャツに使われる「鹿の子」が重さ・厚みは結構あるのに涼しく感じる原理です。

では、2PLYのシルエットやディテール違いを・・・




Slimは肩がほぼジャストの位置。落ちていません。袖が短く袖口が細い。身幅もジャストフィット。

Regularは方が若干落ちる。袖は肘上ぐらい、Slimよりは長く、袖口が広い。身幅は適度なゆとり。

Slimが春先のカーディガンやジャケットの中に着ることを考え、袖やボディがもたつかないよう細くしています。それに対し、Regularはゆとりがあるので風が通る。Gジャンのような、ある程度袖が太いジャケットだとRegularでももたつきは感じません。

着丈はどちらも同じ、Mサイズで63センチほど。WORKERSのGジャンの中に着て裾がぎりぎり見えるか・見えないか程度。



首回りの作り。Slimは細い幅のバインダー。Regularは太い幅のバインダー。

Slimはシャープなイメージに、Regularはよりカジュアルなイメージにしたかったので。

どちらも、首回りのボディを、リブで巻き込む(バインド)する作りで、伸びづらいのが特徴。



裾につけたピスネーム。Slimは青タグ、Regularは赤タグ。一目でシルエットがわかるように。

以上、新型の2PLY T解説でした。インナーにも、夏の1枚で着るときも。どちらにも使えるTシャツです。