19FW Wool Cotton Tweed製織中





19FW、来年の秋冬生地作成の真っただ中です。
昨日は、切り替えツイードを織ってもらってる尾張一宮の機場さんに行ってきました。
織機自体はレピア、シャトルが無い織機の年代で言えば比較的新しい物なのですが、スピードが遅い!!!

WORKERSみたいな少量での別注だと、糸を織機に乗せてもすぐ織り上がってしまうだろうと、前日の昼から織機に乗り出して、翌朝には行ったのですが、これは来週までかかりそう。
今回、緯糸(ヨコ糸)に綿糸を使ったり、経糸(タテ糸)も英国羊毛のいわゆる「良い糸」なので、織傷出ないように、ゆっくり&一台を一人が見てくれる機場さんで織ってくれています。ハリスツイードも一人が一台で織っていくのが有名ですが、一宮も中々。一宮ツイード・・・と言おうかな?(かえって安っぽくなるからやめます。物見ればクオリティはわかります)

前回行ったとき、他の機場さんでも言われたのが
「投入してくれた糸、良い糸でしょ?もちろん、どんな生地でも織傷が出ないように気を付けて織るけど、やっぱり良い素材が来て、織ってる所まで見に来るって言えばね・・・」

どの工場さん、機場さんもプロですから、素材がなんであれ、見に来ようと来まいと、それでクオリティが大幅に変わることはありません。ありませんが、やっぱり、機械を動かしているのは人間です。
そういう人の、気持ちの部分が加わると、最終、出来上がる製品も何かが加わる?と思いつつ、結局は単純に自分が企画した生地が作られるところが見たくて行ってるだけなのですが。

今回、新しい撮影機材入れたので、また「ぐっとくる」写真も撮れました。プロが撮るみたいに、構図にこだわったものでは無いのですが、私が現場で「いいな!」と思った部分が表れている写真になっていると思います。